高校生の勉強嫌いを改善させる方法
記事の本題である、子供の勉強嫌いを改善させる方法についてご紹介していきます。親があれこれ口を挟むのではなく、子供自身が考えて勉強をする習慣を身につけることがポイントです。子供が自然と勉強したくなる環境を整えることが親の役目です。
勉強を「させる」のではなく「習慣づける」
勉強が好きな子供は勉強させられているのではなく、勉強する習慣が身についています。親が子供に勉強させようとしても、子供は勉強が嫌になるだけで好きになることはないでしょう。
親として大事なのは、勉強を習慣づける環境を整えてあげることです。何ごとも自信がつくと、もっと頑張ってみようという意欲が湧いてきます。勉強も同じで、「勉強ができる!」という自信が勉強を習慣づけるきっかけになるでしょう。まずは勉強に関して、ちょっとしたことでも良いので褒めてあげましょう。10分間机に向かうことができた、わからないことを質問してきたなど、小さなことでも褒めてあげることで自信につながるでしょう。
しないのが当たり前!勉強したら褒める!
勉強しない子供にいろいろな方法を試しても効果がなかったときは、勉強しないのが当たり前と開き直ってみてもいいでしょう。先ほど紹介した「勉強を習慣づける方法」のように、小さなことでも褒めてあげて、勉強に対する苦手意識がなくなるよう声かけをしていくと良いでしょう。
親も勉強する姿勢を見せる
子供は親の行動を見ています。例えば資格をとるための勉強など、親が何か自分の目標に向かって勉強していたら、子供も自ら勉強するようになるかもしれません。勉強せずにスマートフォンやテレビばかり見ている親が「勉強しなさい」と言っても、説得力がありません。
大事なのは、子供の前で勉強する姿を見せることです。お子さんがリビングで勉強しているのであれば、同じテーブルで親子で勉強するのも良いでしょう。
将来について話す
大学受験だけでなくその先を見据えて、どんな大人になりたいのかということを親子で話してみましょう。そしてそのとき、なぜ高校時代に勉強する必要があるのかはっきりと伝えることがポイントです。なぜ勉強しないといけないのか、親なりの一貫した考えで子供に伝えてあげることが大切です。
勉強の計画を立てる
勉強を計画的に進めていくことができない子供もいるでしょう。自分の能力と比較しながらどの教科にどれくらい時間を費やせばいいのか考えるのは難しいかもしれません。勉強の計画を立てるときは、親もアドバイスしてあげるといいでしょう。特に夏休みは長く宿題の量も多いので、様子を見つつ困っているようであったら計画の修正を手助けしてあげるとスムーズに勉強が進みます。
まとめ
高校生の子供が勉強しない理由は、勉強を後回しにしてしまう、授業が難しくてついていけない、計画性がなく集中できないなどさまざまです。しかし、勉強嫌いは子供だけでなく親にも原因があるのかもしれません。
「勉強しなさい」と日々怒っていませんか? 「集中力がない」など、子供を否定していませんか? 長い時間拘束して勉強させようとしていませんか? 親の言動のせいで子供がさらに勉強嫌いになるかもしれないので注意しましょう。
誰しも得意分野や苦手分野があり、すべてを均等に勉強することは難しいかもしれませんが、苦手分野を少しでも減らし子供が勉強好きになれるよう、親はしっかりサポートしてあげましょう。
参考
勉強しないお子さまへの叱り方(高校生版)|Benesse
子供が勉強しないときの対策。イライラはNG、親子で勉強計画を立てよう!|こども
まなび☆ラボ
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