高校生の子供が勉強しないのは親にも原因がある?
子供が勉強しないのは、子供だけに問題があるのではありません。子供のことを考えているつもりで、親御さんが余計なことを言っていませんか? 子供のためを思って言っていることが子供のやる気をなくしているかもしれません。
「勉強しなさい!」と怒ってしまう
あなたも学生のころ、親に「勉強しなさい」と言われたことがあるのでは? 子供が勉強しないとついつい言ってしまう言葉ではないでしょうか。子供の立場からすると、「なんでいちいち言われないといけないんだ!」と思っているかもしれません。
勉強することは大切ですが、親から指図されなくても自ら勉強する子供になってほしいですね。
「集中力がない」など子供を否定する
集中力が続かなかったり、学校の成績が悪い子供に「集中力がない」「頭が悪い」などの否定的な言葉を浴びせていないでしょうか。また、成績の良い友達や親戚の子供と比べていないでしょうか? 否定的な言葉を浴びせられたり、他人と比較されると「自分は努力してもどうせダメなんだ……」と思ってしまうかもしれませんし、勉強に対するモチベーションも下がってしまいます。お子さんをけなすような発言は絶対に控えましょう。
無理に長時間勉強させようとする
あなたが勝手に子供の勉強時間を決め、「何時から何時まで勉強しなさい」と長時間勉強させようとしていませんか? 大人でも1時間以上集中し続けることは難しいです。授業が50分間だからそれくらいは集中できるだろうと思うかもしれませんが、授業中ずっと集中しているわけではありません。集中力が続かずダラダラ勉強するよりも短期集中型の方が効果的でしょう。
受験を意識した発言をしすぎる
先ほどもお伝えしたように、大学受験は高校生にとって大きなストレス要因です。学校の成績や模試の結果を気にしている子が親に求めているのは、叱責ではなく安心感なのではないでしょうか。ついつい成績について口うるさく言ってしまいがちですが、子どもの心に寄り添う発言を心掛けましょう。