終戦記念日とは?戦争の記憶を子供たちに伝えていこう

「終戦記念日」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。毎年終戦記念日になると、日本中で式典が行われ、戦争がもたらす人々への影響を思い起こさせます。戦争の悲劇を二度と繰り返さないためにも、終戦記念日は重要な意味を持っているといいます。今回は日本における終戦記念日の意味について、詳しく紹介します。

終戦記念日について

現在、8月15日といえば、戦争で亡くなった人々を悼む日、すなわち「終戦記念日」として知られており、日本の各地域で式典が行われています。戦時中は、日本でも数え切れないほどの犠牲者が出ており、終戦記念日には亡くなった方への黙祷がささげられます。しかし、実は終戦記念日の日付や意味は、海外と日本では認識が異なるともいわれています。

終戦記念日の意味と日付

日本で終戦記念日が8月15日とされる理由としては、1945年の8月15日に、昭和天皇がラジオを通じて日本が降伏したことを国民に伝えたことが挙げられます。その後、1963年から全国戦没者追悼式が行われ、1982年に、8月15日を「戦没者を追悼して平和を祈念する日」、すなわち終戦記念日として定めることになりました。

1945年8月15日正午、昭和天皇はラジオを通じ、日本の降伏を国民に伝えた。満州事変から日中戦争、太平洋戦争へと拡大した戦争は15年におよんだ。政府によると、日本の戦没者は軍人・軍属230万人、民間人80万人。アジア・欧米諸国にも多くの犠牲をもたらした。政府は63年から毎年8月15日に全国戦没者追悼式=写真=を催し、82年にこの日を「戦没者を追悼し平和を祈念する日」と定めた。

(引用元:終戦記念日に関するトピックス|朝日新聞デジタル

終戦記念日の黙祷の意味

8月15日になると、恒例行事として行うのが正午の黙祷です。毎年夏に開催される全国高校野球選手権でも、甲子園の球児たちがプレーを中断し、観客と一緒に1分間の黙祷をささげます。黙祷する開始が正午になった理由としては、終戦当日の正午に昭和天皇の「玉音放送」がラジオで流されたことに由来しているためですが、日本政府の公式ホームぺージにおいても、8月15日の一定時刻の黙祷を推奨する記述があります。

本日は、戦没者を追悼し平和を祈念する日です。

本日(8月15日)、日本武道館において、政府主催の「全国戦没者追悼式」が行われます。

国民の皆さま、戦没者に対し、それぞれの職場やご家庭などで正午から1分間の黙とうをお願いいたします。

(引用元:本日は、戦没者を追悼し平和を祈念する日です。 | 厚生労働省 )

黙祷とは、祈りをささげるための儀式であり、戦争で亡くなった方の冥福を祈るために、終戦記念日では国を挙げて黙祷が行われます。黙祷は宗教に関係なく行われるものであり、日本だけでなく海外においても式典などで黙とうをささげる場面が見られます。