『火花』の読書感想文を書くときの3つのポイントと例文紹介! ( 2 )

『火花』のあらすじ

『火花」のあらすじを、3つの場面に分けてご紹介します。物語は、徳永と神谷の言葉のかけ合いや居酒屋で行われる会話がメインです。

花火会場での出会い

売れない若手芸人のスパークス(主人公の徳永と、同級生で相方の山下のコンビ)が花火大会の会場で漫才を披露している場面から物語は始まります。ここで、誰もスパークス漫才に耳を傾ける人はいませんでした。

そんな営業先で、先輩芸人の神谷と出会います。神谷は、型破りでまっすぐに感情を表す人間味あふれる人物です。徳永は神谷に魅力を感じ、弟子入りをお願いします。神谷は弟子入りをするのに、「自分の自伝を書くように」という条件を付けます。

神谷と徳永の日々

徳永と神谷は頻繁に会うようになります。神谷は漫才師としての哲学を徳永に注入するように自分の考えを語っていきます。神谷がいそうろうし、お金ももらっている真樹の家に明け方まで飲んでから行くこともありました。

それから次第に徳永の仕事が忙しくなり、会う機会が少なくなっていきます。久しぶりに神谷に会ったのは、真樹のアパートに荷物を一緒に取りに行くときでした。真樹に彼氏ができたので、神谷は家を出て行かざるを得なくなります。

真樹と離れてからの神谷は、知人の家を転々とし、最終的には家賃3万円のアパートに落ち着きます。しかし、ここからの神谷は、タガが外れたようにダメになっていきます。その結果、借金が大きくなりすぎて、突然姿をくらませてしまいます。一方で、徳永は深夜のテレビ番組に出演するようになり、家賃11万円のアパートに住むことができるようになっていました。

徳永の方が売れている状態になっても、神谷は徳永の漫才を褒めることはありませんでした。神谷に認めてもらうことができない徳永は、神谷に対して自分の素直な気持ちをぶつけます。しかし、神谷は静かに謝るだけでした。

スパークスの解散

スパークスが出演していた深夜番組が1年間で終わったタイミングで、徳永は相方の山下から呼び出されます。同級生であり、お笑いコンビとしてともに歩んできた2人なので、相方が呼び出してきた理由はすぐに察することができました。

山下の妻のお腹には双子の子供がおり、安定した家庭を築くためにコンビを解散したいということでした。徳永はそれを受け入れ、所属事務所もそれを受け入れてくれました。

そして、スパークスの最後のライブが開かれます。実際に思っていることと正反対のことを言うという設定で、最後のライブで笑いを取ります。神谷は一番後ろでスパークスの最後のライブを誰よりも涙を流しながら聞いていました。

徳永が芸人を辞めて、神谷と会わなくなってから1年ぶりに神谷から連絡がありました。再会した神谷は、整形手術でFカップの巨乳になっていました。

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