働くママは増加中!子育てと仕事、両立するには?

増加傾向にある働くママ。しかし、子育てと仕事の両立に疲れ切ってしまう人も少なくありません。子育てと仕事を両立するためにはどうしたらいいのでしょうか。

働くママは増えている

以前から日本の働く女性の多くは結婚と同時にいったん仕事を離れ、子育てがひと段落してから再就職を目指す、というパターンになりがちだという問題がありました。就業率を年齢別のグラフにすると、ティーンエイジャーから年齢を重ねるごとに上昇していく就業率が、多くの女性が出産育児に関わる20代から30代にかけては低下し、また上昇して老年期には下がる、といった大きな「M」を描くことから「M字カーブ」とも呼ばれています。

(参照元:I-特-2図 女性の年齢階級別就業率の変化及び推移|内閣府男女共同参画局

最近、このM字カーブが緩やかになってきているという統計があります。

女性の就業率を年齢階級別にみると,いわゆるМ字カーブになっているが,最近30年間にМ字カーブの底は大幅に上昇し,窪みが浅くなるとともに,全体的に大きく上方にシフトしている(I-特-2図⒝)。就業率が大きく上昇した最近10年間の女性の年齢階級別の就業率の変化について,年齢階級別に見ると,全ての年齢階級で上昇しているが,「30~34歳」「55~59歳」「60~64歳」においては10%ポイント超の上昇となっている(I-特-2図⒜)。この10年間を平成18年から24年の6年間と,就業率の上昇が高まった24年から28年の4年間に分けて変化を見ると,「25~29歳」「35~39歳」「45~49歳」「50~54歳」「55~59歳」「60~64歳」「65歳以上」においては,18~24年,24~28年の両期間において就業率が上昇するとともに,上昇幅は18~24年から24~28年にかけて拡大した。24~28年において,「55~59歳」「60~64歳」は6%ポイント超の上昇であり,20代~40代前半の全ての年齢階級においても上昇幅は5%ポイント前後となっている。

(引用元::男女共同参画白書第1節 働く女性の活躍の現状と課題 | 内閣府男女共同参画局

ここでは、M字カーブのくぼみが緩やかになっていることや、全体的に上方に移動していることから、働くママが増えていると示唆しています。

子育てと両立しやすい職場とは

働くママが増えたのは、働き方改革などで子育てと両立がしやすい職場が増えてきたことも理由の一つに挙げられます。では、どんな職場なら両立しやすいと言えるのでしょうか。

シフトは柔軟に変更できるほうがいい

子供の急な体調不良や、幼稚園・保育園からの呼び出しなど、子育て中は緊急事態が起きやすいものです。急な変更にも柔軟に対応してくれる職場の方が働きやすいことは言うまでもありません。

できれば家の近くの職場

保育園・幼稚園など子供の預け先や、自宅からの距離が遠いとそれだけで通うのが大きな負担になります。残業なしで契約していても何らかの事情でお迎えが遅くなりそうなときも、近ければ少しでも早くお迎えに行けます。

自動車通勤の場合は、園から職場に行く道路が渋滞しないか、あらかじめリサーチしておきましょう。

給料は高いほうがいい?

正社員・パートなど雇用形態にかかわらず、収入がどのくらいあるのかは大きな問題です。他の条件によっては給料の面は妥協せざるを得ないこともありますが、妥協しすぎると「こんな安い給料で働かなければならないのか」と、働くモチベーションが下がってしまいます。

子育て支援制度で選ぶ

リモートワークや社内託児所など、子育て支援制度を充実させている職場の方が働きやすい職場であると考えられます。就職・転職活動をするときには制度の種類や有無だけでなく、各種制度の利用率もチェックしましょう。

リモートワーク

正社員やパートでも出勤せずに自宅などで働ける制度です。家事との両立や、子供の急な体調不良の際も対処しやすく、通勤や身支度などの時間を仕事時間に充てることができる……などのメリットがありますが、同僚がいないため孤独に陥りがちだったり、仕事とプライベートのメリハリが付きにくいという面もあります。

社内託児所

保育園に預けたくても預けられないという待機児童問題を受けて、自社内に従業員のための託児所を作るという企業も増えています。会社と保育園が近ければ子供を預けやすく、急な発熱などの事態にも対応しやすくなります。

企業にとって社内保育園は経験を積んだ女性社員の復職を促すのはもちろん、女性の働きやすさを社内外にアピールできるというメリットがあります。

参考

NPF | NAA保育ルーム たんぽぽ

日本アイ・ビー・エム株式会社 こがも保育園~The Wild Duckling Nursery School~ : ベネッセスタイルケア社員のための保育園 | 介護、看護、保育の求人ならベネッセスタイルケア採用情報

子連れ出勤

ごく一部の企業では、会社への子連れ出勤を認めています。職場に連れてくることで、子育て中の大変さを一人で抱え込まずに済むというメリットがある一方、仕事に集中できないなどの声もあります。

参考

「育児」と「仕事」を両立させる4つの理想的な働き方 | 働き方メディア Fledge(フレッジ) :