子育てと仕事を両立させるには
子育と仕事を両立させるには、両立させやすい職場を選ぶだけではまだ不十分です。両立させるために家族や自分自身がしておくべきこともいくつかあります。
子供の自立を促す
子育てと仕事を両立させる上で一番大切なのが家族の協力です。何でも「ママがやってくれる」と家族が思い込んでいると、ママ一人に負担がかかり、無理が来てしまいかねません。
特にパートナーである夫の協力は欠かせないもの。「自分でやった方が早い」「やり方が気に入らない」といったことがあっても、受け入れながらできだけ協力体制を整えておくことが大切です。
また子供にも自立を促しましょう。自分の洗濯物は自分でたたむなど、生活力を身につけることにもつながります。
便利なアイテムやサービスを利用する
少々初期投資はかかりますが、便利なアイテムを利用して家事の負担を減らしてみてはいかがでしょうか。ロボット掃除機があれば会社に出かけている間に床掃除は済んでしまいますし、食器洗い乾燥機があれば食後に洗いものをしていた時間に、ゆっくりと家族と過ごすことができます。また洗濯から乾燥までできる洗濯乾燥機を使えば、朝の忙しい時間帯に洗濯物を干す手間が省けます。
また、家事代行サービスやベビーシッターサービスも最近は増えています。少しでも自分たちの負担を減らすために、何ができるか考えてみましょう。
ほどほどを心がける
「夕食はすべて手作り」「お弁当に冷凍食品なんてもってのほか」「毎日ふき掃除をしたい」など、生活に対するこだわりにとらわれていると、周囲が見えなくなって自分を追い詰めてしまいかねません。「このようにすべき」と思い込んでいるものをできるだけ手放し「ほどほど」を心がけるようにするのも、子育てと仕事を両立するコツです。
地域の支援を活用する
自治体によって制度や利用方法は異なりますが「保育ママ」「ファミリーサポート」「一時預かり」などの支援を利用することも視野に入れておきましょう。
保育園の送り迎えだけとか、学校から習い事への道の付き添いなど、柔軟に対応してくれるところもあります。
事前登録が必要な場合もありますから、必要となる前に自分の住む地域にはどんな支援策があるのかを調べておくことが大切です。
子供と触れ合う時間を決める
家事や仕事に時間とをられてしまい、子供との時間が取れなくなってしまうのではないか……と考えるママも多いでしょう。そんな人にはあらかじめ1日のスケジュールに「この時間は子供と過ごす」という時間を組み込んでおくことをおすすめします。登園前の30分や、お迎えのときの寄り道、お風呂や寝る前のひとときなど、どんなに忙しくても工夫すれば時間はできるのではないでしょうか。
まとめ
子育てと仕事を両立させるにはどうしたらいいのか、今も多くのママたちが悩んでいます。でも、働いているからこそ子供と適度な距離を取ることができ、働く母親の背中を見せられる、といったメリットもあります。働くと決めたら、働くことのプラス面を活かす方向で頑張ってみてはいかがでしょうか。
参考
仕事と子育ての両立は難しい!? ワーママが知っておきたい両立10のコツ – ちょっと得する知識 – ミドルシニアマガジン | マイナビミドルシニア
働くママが仕事と育児を両立しやすいタイムスケジュールとは? | マイナビウーマン子育て