眠気覚ましになる飲み物3選
大人であればコーヒーなどで気分転換ができますが、子供が飲むとカフェインが気になってしまいます。ここでは子供でも取り入れやすい、眠気覚ましになる飲み物をご紹介していきます。
冷たいお茶
勉強で疲れた気分をリフレッシュしたいときには冷たいお茶を勧めてみましょう。麦茶や緑茶を飲むことで口の中がさっぱりします。ただし、がぶ飲みをしてしまうとお腹が冷えてしまうので、子供にはゆっくり飲むよう促してください。
ココア
甘くておいしいココアも、疲れた脳に糖質が働き眠気覚ましにつながります。一般的なミルクココアであれば、カフェインの量もごくわずかです。ただし、微量なカフェインでも体の小さな幼児は敏感に反応をすることがあるので注意しましょう。
子供のカフェイン摂取量について厚生労働省では、「カナダ保健省」が提示する摂取量を推奨しています。
・子供はカフェインに対する感受性が高いため、4歳~6歳の子供は最大45mg/日、7歳~9歳の子供は最大62.5mg/日、10歳~12歳の子供は最大85mg/日(355ml入り缶コーラ1~2本に相当)までとする。
・13 歳以上の青少年については、データが不十分なため、確定した勧告は作成しなかったが、一日当たり2.5mg/kg 体重以上のカフェインを摂取しないこと。
(引用元:食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~)
参考
ココアにはカフェインは含まれていますか。 | 森永製菓株式会社
Health Canada Reminds Canadians to Manage Caffeine Consumption | Recalls and safety alerts
小学生であれば1日の最大カフェイン摂取量は85㎎/日まで、355ml入り缶コーラ1~2本に抑えるよう推奨しています。カフェインはチョコレートなどにも含まれているので注意しましょう。
レモンハーブティー
眠気覚ましに酸味があるものを飲むのもおすすめ。レモンハーブティーはカフェインも気にならず、レモンとハーブの効果でリフレッシュ効果が期待できます。子供が飲みにくそうにしているのなら、少し甘みをつけてあげましょう。砂糖の代わりにオリゴ糖を用いることで、カロリーを抑え、整腸効果を促すこともできます。
即効性抜群!眠気を覚ます3つの方法
重い食事の後は、疲労感やイライラを感じてしまうものです。そんなときは手っ取り早い方法で眠気を覚ましてしまいましょう。子供でも簡単にできる、眠気を覚ます3つの方法をご紹介します。
ガムやチョコを食べる
モグモグと口を動かす動作をすることで脳が活性化、眠気に効果的に働きます。そこでおすすめなのが、ガムやチョコ。勉強しながらでも取り入れやすく、口の中に広がる味が気分を変えてくれます。
さわやか系のガムであれば、虫歯予防などの効果も期待できるので、子供でも食べられるものを用意してみましょう。チョコも手軽に食べられますが、こちらはカフェインや糖質が含まれているのでご注意ください。
ツボを押す
授業中でも実践できる、眠気覚ましのツボをご紹介します。次の、3ヶ所のツボを子供に教えておくことで、ウトウトしてしまいそうなときにこっそり眠気覚ましができるようになります。
・中衝(ちゅうしょう)
中指の爪の生え際2~3㎜下、やや人差し指寄りにあるツボ。もう片方の親指と人差し指で中指を挟み、呼吸に合わせてゆっくりと押していきます。眠気覚ましだけではなく、ストレス解消効果も期待できます。
・労宮(ろうきゅう)
手のひらのちょうど真ん中あたりにあるツボです。強めに押すことで血行促進効果があるので、眠くなってきたときにおすすめです。
・清明(せいめい)
目頭のくぼみのやや内側にある清明というツボを優しく押すことで、目の疲れを癒やす効果が期待できます。眠くなった時はもちろんですが、子供でも目を駆使してしまうと眼精疲労を感じてしまいます。親指でゆっくり優しく押すように教えてあげましょう。
クール系グッズを使う
勉強を続けたいけれど、眠気に襲われてしまうのであれば、クール系グッズも取り入れてみてください。熱を下げるシートをおでこに貼る、冷たいタオルを目元にのせてみるなどしてみましょう。ただし、子供のうちは無理をさせずに、疲れたら休ませてあげることも大切です。
眠くならないために!睡眠環境を整える
子供に一日中ぼんやりした様子が見られるという場合は、睡眠の質が落ちていることも考えられます。しっかり熟睡できる睡眠環境を整えてみてください。枕やシーツを取り替え、子供が落ち着いて眠れる温度や照明にしてみましょう。
睡眠不足は子供の成長の妨げになるので、十分な注意が必要です。肥満や生活習慣病の原因だけではなく、うつ病などの精神不安を起こしやすくさせます。早寝早起きを心がけ、朝食をしっかりと食べさせるなど、基本的な生活習慣を身につけさせることが大事です。
まとめ
成長期の子供はたくさん食べたい盛りなので、どうしても眠くなってしまう場面が多く出てきます。学校生活でも給食後の眠気は避けられないものですが、野菜から食べる、よくかむといった基本的な対策を子供とよく話してみてください。眠くなったときのツボ押しは子供でも簡単にできます。こちらも教えてあげましょう。
参考
ランチ後も眠くならない、午後の生産性を高めるビジネスパーソンにとって最適なランチを管理栄養士に聞いてみた | ライフハッカー[日本版]
眠くならない食事?パフォーマンスを上げる低GIランチとは | J PRIME
【がんばれ受験生!】脳に良い食材&眠くなりにくいレシピ | 【Nadia | ナディア】レシピサイト
医者が教える「昼食後に眠くならない食べ方」 | 医者が教える食事術 最強の教科書 | ダイヤモンド・オンライン
食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~
ココアにはカフェインは含まれていますか。 | 森永製菓株式会社
Health Canada Reminds Canadians to Manage Caffeine Consumption | Recalls and safety alerts
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