絶対に後悔する?するべきではない志望校の決め方
ここからは、後悔する可能性のある志望校の決め方について解説していきます。前述した3ステップを経ることで、できる限り子供に合った学校選びをすることができるでしょう。しかし、さらに後悔する可能性のある志望校の決め方を理解しておくことで、志望校を決める際のポイントを把握します。
親や友人の意向に左右された決め方
親や友人の意向に左右された志望校の決め方をすると、進学後に「自分が学びたいことは本当にこれだったのだろうか」という後悔が生じやすい傾向にあります。特に親の期待に応えたいと考えすぎてしまう子供は、自分の意思よりも親の意向に左右されやすいため注意が必要です。
さらに、あまり主体性のない子供は、まわりの友達が進学するという事実を自分の志望動機に置き換えてしまう傾向があり、進学後に自分の意思が別にあったことに気づくことも珍しくありません。親御さんは、子供が志望校を決めた段階で「どうしてその高校に進みたいの?」と聞いてあげるといいでしょう。そうすることで、子供が主体的に進学したいと考えているのかどうかを見直すきっかけになります。
イメージだけに左右された決め方
実際に足を運ばずにイメージだけを先行させてしまう志望校の決め方も、入学後に後悔する可能性を高めてしまいます。特に通学に時間のかかる所だったり、同じ中学校からの進学実績がない高校であるなど、入学後のリアルな学校生活を描けていない場合には注意が必要です。
仮に偏差値に問題がなくても、通学にかかる時間や小さな人間関係のストレスが、高校生の本分である勉強に影響を与えるケースもあるでしょう。