2019年のお月見はいつ?
旧暦で言われても、今年のいつにお月見をすればいいのか分からないという人も多いでしょう。以下に、今年の月見の日にちをまとめました。今年の月見の準備をする参考としてご活用ください。
中秋の名月(十五夜) :2019年 9月13日
十三夜:2019年10月11日
十日夜(とおかんや):2019年11月 6日
お月見で必要な供え物と備える意味
さて、最後にお月見をするときに何を準備すればいいのかご紹介したいと思います。
月見団子
まずは月見団子です。月見団子は満月を模しており、豊作祈願や収穫祝いといった意味がこめられています。それでは、月見団子は何個用意すればいいのでしょうか。和文化研究家の三浦 康子氏は以下のように話しています。
十五夜には、十五にちなんで15個お供えします。また、1年の満月の数にあわせて12個(閏年には13個)、15を簡略して5個にする場合もあります。十三夜には、13個または3個です。
(引用元:月見だんごの供え方・並べ方!団子の形や数は? | All About)
並べ方にもルールがあり、15個の場合は1段目に9個(3×3)、2段目に4個(2×2)、3段目に2個盛るそうです。また、13個の場合は1段目に9個(3×3)、2段目に4個(2×2)、12個の場合は1段目に9個(3×3)、2段目に3個、5個の場合は1段目に4個(2×2)、2段目に1個並べるといいます。このルールを参考にして、今年のお月見は月見だんごを用意してみてはいかがでしょうか。
参考
月見だんごの供え方・並べ方!団子の形や数は? | All About
すすき
月見団子の次に有名なのは、すすきでしょう。すすきは、作物や子孫繁栄を見守る月の神さまの依り代であると考えられています。また、すすきの鋭い切り口は魔除けになるとも信じられており、月見に供えるすすきには災いを退け、豊作や収穫を守る意味もこめられているのです。
旬を迎える収穫物
お月見のお供えには旬を迎える野菜や果物を供え、今年の収穫に感謝をささげます。例えば、別名「芋名月」とも呼ばれる「中秋の名月」は、里芋やさつまいもなどをお供えしていました。今ではあまり見られなくなった「十三夜」も、「栗名月」や「豆名月」の呼び名のとおり、旬の栗や豆が供えられていたそうです。
まとめ
今回は、お月見の歴史からお月見で準備するものなどをご紹介しました。今年のお月見はいつもより本格的に準備を行い、家族で一緒に過ごしてみてはいかがでしょうか。
参考
心豊かにお月見をする方法:十五夜の過ごし方 | All About
2019年のお月見はいつ? 3つの月見の由来と楽しみ方 | All About
2019年の十五夜はいつ?お月見の風習やおそなえ、歴史について紹介します | 四季の美
十五夜(中秋の名月)のすすきの意味は?お月見のお供え物について | hibiyakadan.com
十三夜の意味とは。食べ物は何を用意する?十五夜との違いは | くうねるわらうまま
「十三夜」の読み方と意味とは?2019年はいつ? | 日本文化研究ブログ