うどんの上に卵がのった月見うどんは簡単に作れ、子供も大人も好きな方が多いのではないでしょうか。この記事では、定番のものからアレンジものまで、さまざまな月見うどんの作り方を7つご紹介します。月見うどんの由来やおすすめの薬味・トッピングについても触れますので、ぜひご一読ください。
もくじ
月見うどんの由来とは?
月見うどんの由来はその名称が示すとおり、鶏卵の黄身をお月見の満月に見立てたところからきています。茹でたうどんを丼に入れ、トッピングで盛る海苔(とろろ昆布やわかめで代用することも)は群がり集まった雲のことをいう「叢雲(むらくも)」や、秋の七草の一つである「ススキ」、卵白は「月にかかる雲」を表しているとされています。
本来、月見うどんに海苔は必須とされていましたが、現在では卵が入っていれば月見うどんと呼ぶことが多いようです。
月見うどんはお月見に食べるもの?
「月見うどん」というだけあって、お月見のときに食べるものだと思われる方もいらっしゃるかもしれませんがそのようなことはありません。十五夜に食べるのはもちろん、食べたいときにはいつでも食べることができます。
おいしい月見うどんレシピ7選
ここからは、おいしい月見うどんのレシピを7つご紹介します。定番の作り方から、つゆを手作りする本格的なもの、暑い日におすすめの冷やし月見うどん、アレンジされたものなどさまざまなレシピがあります。いろいろ作ってお気に入りのレシピを見つけましょう。
1.定番の月見うどん
(参照元:テーブルマーク|Instagram)
【材料】(1人分)
- うどん 1玉
- めんつゆ 適量
- 卵 1個
- ほうれん草 30g
- 薄切りにしたかまぼこ 2枚
- 七味唐辛子や刻みネギ お好みで
【作り方】
①ほうれん草を茹で、3〜4cmの長さに切ります。
②めんつゆを表記に従って適量の水で割り、つゆを約300ml作ります。
③鍋につゆを入れて煮立てます。煮立ったらうどんを加え、再度ひと煮立ちさせます。
④器にうどんを盛りつけ、つゆを入れて卵を割り入れます。
⑤ほうれん草とかまぼこをのせ、お好みで刻みネギや七味唐辛子をかけたら完成です。
参考
2.つゆから手作り!月見うどん
(参照元:chappy040124|Instagram)
【材料】(4人分)
<つゆ>
- 水 8カップ
- 昆布 10g
- 削り節 30g
- 醤油 1/4カップ
- みりん 1/4カップ
- 塩 小さじ2/3
<月見うどん>
- うどん 4玉
- 卵 4個
- 水で戻したわかめ 50g
- 薄切りにしたかまぼこ 8枚
- 七味唐辛子や刻みネギ お好みで
【作り方】
①まず、つゆを作ります。鍋に水を入れて昆布を浸し、しばらく置いておきます。昆布が緑色にふやけてきたら中火にかけます。
②煮立つ寸前で昆布を取り出し、完全に煮立ったら削り節を加えます。かき混ぜずに再び煮立つまで待ち、煮立ったら火を止めて冷まします。
③だしが冷めたら濾し、再び火にかけて醤油、みりん、塩を加えてひと煮立ちさせます。これでつゆのできあがりです。
④鍋につゆを入れ、うどんを入れてひと煮立ちさせます。
⑤器にうどんを盛り、わかめとかまぼこをのせて卵を割り入れます。最後にお好みで七味唐辛子や刻みネギをかけたら完成です。
参考
おいしいめんつゆ&鶏ガラスープのとり方|全国製麺協同組合連合会
3.暑い日は「冷やし月見うどん」
https://twitter.com/Suicacoffeeshop/status/1026081804153806852
(参照元:すいかぁ|Twitter)
【材料】(2人分)
- 油揚げ
- うどん 2玉
- 卵または温泉卵 2個
- 刻みネギと刻み海苔 適量
<油揚げの煮汁の調味料>
- 水 300ml
- 砂糖 小さじ2
- 醤油 大さじ1
- みりん 大さじ2
- 酒 小さじ1
<つゆ>
- めんつゆ(3倍濃縮)50ml
- 水 100ml
【作り方】
①油揚げを熱湯で茹で、油抜きをします。茹でたら水気をしっかり切り、粗熱を取って半分に切ります。
②鍋に<油揚げの煮汁の調味料>の材料を入れてひと煮立ちさせ、油揚げを加えて落し蓋をします。煮汁が少なくなるまで、弱めの中火で煮ましょう。
③<つゆ>の材料を合わせておきます。
④鍋にお湯を沸かし、表記に従ってうどんを茹でます。茹で上がったら水洗いし、うどん表面のヌメリを取りましょう。
⑤器にうどんを盛って油揚げをのせ、つゆをかけます。卵黄(苦手な場合は温泉卵)、刻みネギ、刻み海苔をかけたら完成です。
参考
4.ボリューム満点「すき焼き月見うどん」
https://twitter.com/naokkih/status/951810842017742849
(参照元:ナオッキー|Twitter)
【材料】(4人分)
- うどん 4玉
- 牛細切れ肉またはすき焼き用肉 250g
- ごぼう 1/2本(80g)
- しめじ 1パック
- 万能ネギ 1束
- 牛脂 20g
- 砂糖 大さじ4
- 醤油 大さじ6
- A(酒・水 各1/2カップ〜、昆布 5cm)
- 温泉卵 4個
【作り方】
①ごぼうは皮をこそげ取ってささがきにし、水に20分ほど晒します。しめじは小房に分け、万能ネギは5cmの長さに切ります。
②鍋に多めの湯を沸かし、うどんを固めに茹でます。茹で上がったら水洗いし、水気を切っておきます。
③鉄鍋または直径26cmほどのフライパンに牛脂を中火で熱し、牛肉を入れます。すぐに砂糖を加えて混ぜます。
④牛肉の色が変わり始めたら、醤油を加えて混ぜます。牛肉を中央に寄せ、周りにごぼうとしめじを入れます。
⑤Aを注ぎ、煮立ったら万能ネギとうどんを入れて5分ほど煮ます。途中で上下を返して味を絡ませましょう。
⑥器に盛りつけ、温泉卵をのせたら完成です。
参考