月見団子のおすすめレシピ3選
ひとくちに月見団子といっても、地方によって形や味付けは異なります。白丸型の団子のほかにも、串団子やしずく型団子、芋餡や小豆餡など、食べ方もさまざまです。今回は、子供も喜ぶおすすめの月見団子のレシピを3つご紹介します。
うさぎ団子のレシピ
月といえば、ウサギをイメージする方も多いのではないでしょうか。古来の日本人は、月の模様を観察し、「ウサギが餅つきをしているようだ」と考えていたといいます。子供と一緒に月見を楽しむときは、ウサギの話をしながら楽しく月見団子を食べるのもおすすめです。うさぎ団子の作り方とレシピは以下のとおりです。
【材料】 10個分
・白玉粉……100g
・薄力粉……50g
・塩……ひとつまみ
・水……約120ml
・ねりあん……200g
・片栗粉……適量
・食用色素(赤)……あれば少々
1 ねりあんを20gずつ10等分にし、楕円形に丸めておきます。2 ボウルに白玉粉、ふるった薄力粉、塩を入れ、水を少しずつ加えながら指先でこねていきます。耳たぶくらいのかたさになったら10等分にして丸めます。
3 手に片栗粉をつけ、2)の生地を手のひらの上で広げて1)のあんをひとつのせ、のばしながら包み込み、楕円形に成形します。
4 蒸気があがった蒸し器にオーブンシートを敷き、3)を並べて8分蒸します。蒸し上がったら、直火で熱した金串(または古いフォーク)を団子にあて、耳の模様をつけます。赤の食用色素は水で溶いて、爪楊枝などで目をつけます。
(引用元:お月見うさぎ団子 | 玉三白玉粉でおなじみの川光物産)
豆腐でヘルシーな月見団子
月見団子というと、白い丸型のお餅を連想する方が多いかと思いますが、子供が喜ぶように、抹茶や紫芋パウダーなどを使ってカラフルな月見団子を作るのもおすすめです。材料と作り方は以下とおりです。
材 料(4人分)
◎白玉粉 80g
◎米粉 60g
◎充填豆腐 1パック(150g)
◎水(できれば素粒水) 大さじ1/2~1
紅麹 小さじ1/4
抹茶(または大麦若葉パウダー) 小さじ1/4
かぼちゃフレーク 小さじ2
紫芋パウダー 小さじ1/2
(うさぎ用)紅麹、抹茶 少々
きなこ、粒あん、メープルシロップ トッピング用に各1/4カップずつくらい
作り方
1 ◎の水以外の材料をボウルに入れてなめらかになるまでよくこねる。
耳たぶの硬さになるように水を加えて調節する。
2 1の1/10量(約30g)に紅麹、抹茶、かぼちゃフレーク、紫芋バウダーを練り込み色つきの団子を作る。
3 生地を一口大(約10g)に丸める。
(色付き団子は3等分です。)
4 熱湯でゆで、浮いてきたら3分ゆでて水にとり冷ます。
5 白い団子に爪楊枝の尖っていない方に紅麹、または紫芋バウダーをつけてチョンとうさぎの目を書く。
爪楊枝の尖った方に2cmくらい抹茶をつけてうさぎの耳を書く。
6 器に盛って完成です。
お好みできなこ、粒あん、メープルシロップをつけてどうぞ。
(引用元:お豆腐入りカラフルなお月見団子♪ レシピ・作り方 by aivege|楽天レシピ)
月をイメージしたカボチャ餡団子
小さな子供でも食べやすいように、月見用団子としてカボチャ餡団子を作るのもおすすめです。白団子と組み合わせることで、見た目も華やかになります。レンジを使いながら時短で作ることができ、大人数でも簡単に大量に作ることができるため、月見をしながらホームパーティーをしたいという方にもおすすめです。
材 料(20~25個人分)
だんご粉 120g
ぬるま湯 約100cc
白玉粉 大さじ3
水 大さじ2
かぼちゃ 50g
作り方
1 かぼちゃは皮とタネを取り一口大に切り、耐熱容器に入れラップをふんわりかぶせます。
電子レンジ(600w)で約1分半加熱し、柔らかくなったらスプーンでつぶします。
2 白玉粉と水(大さじ2)を混ぜ、かたまりをつぶして溶いておきます。
3 ボウルに団子粉と2の白玉粉を入れ、ぬるま湯を少しずつ加え、耳たぶくらいの固さになるまでよくこねます。
※水分量はだんご粉の袋の表示を参考にしてください。
4 3の生地を半分くらいに分けます。
生地の一方に、1のかぼちゃを加えこねます。
5 生地を団子状に丸め、沸騰したお湯で2~3分程ゆでます。
※団子が浮き上がってきたらゆであがりの目安です。
6 冷水にとり完成です。
※冷水にとることでモチモチ感が増します♪
中秋の名月を見ながら月見団子を食べよう
1年に一度の中秋の名月は、普段食べているお米や野菜などの収穫に感謝の気持ちを表しながら月見をするのがおすすめです。月がよく見える場所で月見団子をお供えすれば、より月見を楽しむことができるでしょう。今回ご紹介した月見団子のレシピはどれも簡単なものばかりですので、中秋の名月を見上げながら、手作りの月見団子を食べてみてはいかがでしょうか。
参考
2019年の十五夜はいつ?お月見の風習やおそなえ、歴史について紹介します|四季の美