地域別・夏の甲子園歴代優勝校9校
夏の甲子園における歴代優勝校は、北海道から沖縄まであります。今回は、東日本と西日本に分けて歴代優勝校を紹介します。
また、優勝回数に関しては、夏の大会でのカウントを記載しています。
東日本の歴代優勝校5校
東日本の歴代優勝校には、昭和から平成の歴史に残る名選手も在籍していました。
そして、甲子園の「伝説」となったあの試合の選手が在籍していた高校もピックアップしています。
駒沢大学附属苫小牧高等学校(北海道)
<優勝回数>2回
駒沢大学附属苫小牧高等学校(以下、駒大苫小牧)の野球部は、1964年の学校開校とともに創部されました。
2004年の86回大会と2005年の87回大会では、南北海道代表として優勝し、2連覇を果たしています。東北楽天ゴールデンイーグルスを経てNYヤンキースで活躍の田中将大投手が、優勝の立役者として知られています。
そして、2006年の88回大会の決勝では、早稲田実業と延長15回まで持ち越し(※後述の早稲田実業も参照)。再試合に臨み3連覇が果たせなかったエピソードは、10年以上経過した今日でも語り継がれています。
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東海大学付属相模高等学校(神奈川県)
<優勝回数>1回
東海大学付属相模高等学校は、神奈川県相模原市南区にある高校です。卒業生には、読売巨人軍・原辰徳監督や菅野智之投手などがいます。神奈川県の強豪校としても有名であり、甲子園の県代表の常連校です。2015年の93回大会では悲願の初優勝を果たしています。初優勝した主力選手が、プロなどでどのように活躍するか注目が集まっています。
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前橋育英高等学校(群馬県)
<優勝回数>1回
前橋育英高等学校は、前橋市の私立高校であり、スポーツの強豪校として全国的にも有名です。野球だけでなくサッカーなどでも数多くの大会で輝かしい成績を残しています。2013年の95回大会では、全国制覇を果たしています。
野球部のスローガン「凡事徹底(=平凡なこと・当たり前のことを徹底的に積み重ねること)」は、優勝した当時話題となりました。
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運動部:硬式野球部|学校法人 群馬育英学園 前橋育英高等学校
早稲田実業高等部(東京都)
<優勝回数>1回
早稲田実業高等部は、東京都国分寺市にある早稲田大学の系属です。西東京の強豪校としても知られています。OBには、王貞治福岡ソフトバンクホークス会長、北海道日本ハムファイターズ・斎藤佑樹投手と清宮幸太郎内野手など。
初優勝した2006年の88回大会での、ハンカチ王子こと斎藤投手と駒大苫小牧(当時)の田中投手の翌日まで持ち越した壮絶な投げ合いは、多くの人たちの注目を浴びました。この歴史的な試合は、甲子園の伝説として刻まれています。
作新学院高等学校(栃木県)
<優勝回数>2回
作新学院高等学校は、栃木県宇都宮市の私立高校であり、県内でも有名なスポーツの強豪校です。野球のほかにラグビーが強いことでも有名です。OBには、元読売巨人軍の野球解説者・江川卓氏や埼玉西武ライオンズ・今井達也投手などがいます。
甲子園では、春夏連続6回出場。作新学院の主力選手として甲子園出場経験のある小針崇宏監督の指揮のもと、2016年に全国制覇しています。
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