知りたい!レッジョ・エミリア教育を理解する本4選 - cocoiro(ココイロ)

もっと知りたい!レッジョ・エミリア教育がわかるおすすめ本4選

子供の個性を大切にし、隠れた能力を引き出すことで子供の成長を助けるレッジョ・エミリア教育。町ぐるみで、教師、保護者、子供が一体になっておこなう創造的な活動は、子供の主体的に行動する力や協調、共同する力を育む素晴らしいものです。その教育の理念は何か、実際どのようなアプローチで子供の能力を育てているのか、詳しく書かれている書籍をご紹介します。

レッジョ・エミリア教育とは

イタリアにある人口およそ17万人の町で生まれた教育法で、「レッジョ・エミリア」とはその町の名前です。教育者であるローリス・マラグッツィが、自分の教育理念をつづった『子供達の100言葉』を手に推し進めてきた幼児教育です。芸術を介し子供の個性を伸ばすというその教育システムは高い評価を受け、1991年アメリカで発行されるニューズウィーク誌で「世界で最も優れた10の学校」に選出されました。

「子供の個性を大切にして尊重する」「子供1人1人の発達の速度に合わせ、学ぶにふさわしい時期を待って個性に合った方法で学習させる」「子供の長所を引き出しその能力を生かすことが大切であるとし、アートな創造的体験・作業を通し力を伸ばす」といった教育理念をもってさまざまな角度からアプローチする教育を実践しています。そのような教育を受けた子供たちは、創造的な学びの中から高い自主性と協調性、共同性を育んでいきます。

レッジョ・エミリア教育については下記の記事で詳しく解説しています。

芸術的アプローチで好奇心を育む!レッジョ・エミリア教育とは?