レッジョ・エミリア教育をもっと知りたい人におすすめの4冊
主体的に活動する力や創造性、共同性を高めるための教育について、ヒントが詰まっている本をご紹介します。
『子供たちの100の言葉』
「内容」
- 子供たちが学ぶ様子を目で確認できるような、およそ600点の写真の掲載。
実際に活動する子供たちの姿や、創造の学びで生まれた作品(絵、造形物)を見ることができます。 - 教育プロジェクトの詳細については、分かりやすく構成されたページに解説がつき、理解しやすくなっています。
『レッジョ・アプローチ 世界で最も注目される幼児教育』
レッジョ・エミリア教育法の基本理念/「百通りの言葉」/レッジョ・エミリアのアプローチと他の教育法との違い/レッジョ・エミリア教育における学びの環境づくり/共感する力の育て方、といったことについて、約240ページをかけて解説しています。
『GIFTS FROM THE CHILDREN 子供たちからの贈りもの―レッジョ・エミリアの哲学に基づく保育実践』
日本の国際幼児教育を40年にわたって率いてきたカンチェーミ・ジュンコ氏と、東京大学で保育学、学校教育学を専門に長く研究されてきた秋田喜代美氏によって書かれた本です。レッジョ・エミリア教育の実践について詳しく書かれています。具体的な実践例は教育方法を理解する手助けになり、幼児教育に携わるに人にとって使いやすい参考資料になるでしょう。目次は・越境の経験・ELCの物語・アトリエの思想・理論と実践の両輪となっており、全205ページの読み応えのある本になっています。