受験や学費・偏差値について
「公立中学の偏差値はどれくらい?」、「公立中学でも受験がある場合って本当?」、「学費はどうなるの?」など、気になる公立中学の受験、学費についてまとめてみました。
公立中学の偏差値
文部科学省の「全国学力・学習状況調査」は、国・私・公立のどの中学に通っていても受けているので、その結果の受け止め方によって、地元では「○○中はレベルが高い」「××中はレベルが低い」という話が出回ることもあるようです。
しかし、学力を測る受験を課さない公立中学の偏差値は、正確には分からないというのが実際です。
公立中学の受験について
公立中学の中でも中高一貫校の場合は、入学者を選抜するための適性検査(作文を含む)や面接を課されます。
選抜試験の内容は各学校で異なるので、公立中高一貫校を目指すと決めたらしっかり調べて受験対策をする必要があります。
どの学校の適性検査も小学校でふだん受けているテストとは違って、思考力・判断力・表現力が問われる出題傾向にあります。
何も対策せずに合格することは非常に難しいと認識し、受験を決めたら塾に通うなどの対策を講じて、受験勉強を始めましょう。
公立中学の学費相場とは
文部科学省「子供の学習費調査(2016年)」によると、公立中学に通った場合、1年間に平均してかかるお金の合計は47万8554円となっています。その内訳を見ていくと
-
- うち学校教育費 13万3640円
- うち学校給食費 4万3730円
- うち学校外活動費 30万1184円
となっており、学年ごとの費用を見ていくと
- 1年生 46万9153円
- 2年生 39万2774円
- 3年生 57万1163円
となっています。中3になると、受験のための学習費がかさむ傾向にあるのが分かります。