読書感想文を上手に書くには?
読書感想文を書くにはコツがあります。この3つのコツを覚えておくだけで、読書感想文を楽に、上手に書くことができます。
メモを取りながら読む
読書感想文を書く対象の本を読むときは、メモを取りながら読む癖をつけましょう。心に残ったシーンやセリフなどがあれば、メモに書き出しておいてください。また本にふせんを貼っておくのも1つの方法です。
これは後で感想文を書くときに、本文から引用するケースもあるためです。「あれ、どこだったっけ?」とならないように、しっかりとメモしておきましょう。
構成を考えてから書く
たとえ文字数が少ない感想文だとしても、必ず構成を考えてから書くようにしましょう。
昔から文の構成には「起承転結」という言葉が使われますが、もし難しいようであれば「はじめ・なか・おわり」の3部構成でも構いません。
小学校の低学年で文章を書き始めるときに教わる内容です。
- はじめ:その本を読んで感じたテーマに関する概要と結果を書く。
- なか:なぜ「はじめ」のように思ったのか、その理由を書く。
- おわり:全体のまとめを書く。
このように簡単に構成を作っておくだけでも、文章を書くのが非常に楽になります。
あらすじだけを書かないようにする
読書感想文でありがちな失敗といえば、あらすじを羅列してしまうことです。
読書感想文はあくまで「本を読んだ感想や意見」を述べるもので、「あらすじの解説」をするものではありません。あらすじを書くのであれば、「冒頭部分に簡潔に」と覚えておきましょう。
まとめ
「ガラスのうさぎ」はアニメや映画などの映像化もされています。もし本を読むのが苦手……ということであれば、映像から入ってみても良いかもしれません。
映像は、文字では測れない感情の機微などが分かりやすくなっています。映像を見てからあらためて本を読むことで、すんなりと自分の中に入ってくるはずです。
読書感想文はコツさえつかんでしまえば、難しいものではありません。苦手意識を持たず、後回しにせず、ぜひチャレンジしてみてください。
参考
読書感想文、つまずきポイントを見極めよう! 中高生の<本選び>|ベネッセ教育情報サイト
ガラスのうさぎ/高木敏子のあらすじと読書感想文|ミニシアター通信
夏休みの宿題対策!読書感想文で悩まないためのワザ|フジモトのカクロン