うまい読書感想文を書くコツ
内容は実体験を交える
物語の単なる紹介ではなく、読み進める中で特に印象に残った点について書きましょう。特に実体験を用いて書くと、自分にしか書けない文章を書くことできます。実体験を織り交ぜるときには、いつ、どこで、誰が、何を、どうした、といったシチュエーションを伝えていきましょう。そのシチュエーションで思ったこと、感じたこと、その理由を明記することで読み手に伝えられます。
構成はバランス感覚を重視
構成では段落変えを意識しましょう。特に印象に残ったエピソードを中心に据え、伝えたい内容をひとかたまりにします。内容が切り替わると同時に段落を変えて、読者が読みやすいようにまとめておきましょう。言いたいことが多すぎてまとまらない場合には、伝えたい内容を箇条書きにして書き出し、どこを中心に伝えていくのか考えましょう。
表現を磨き上げる
全体の構成などを考えられたら、より原稿に磨きをかけるために次のことを意識してもいいでしょう。印象的な書き出しになっているか、会話文を用いて臨場感を出せているか、例え話などで分かりやすい表現になっているか、体言止めや倒置法などを使って表現を工夫しているか、こういった視点でチェックし、作文に磨きをかけていきましょう。
終わりに
現代を生きる我々だからこそ、過去の日本で命を懸けて戦ってくれた先人たちがどういった思いで日本の将来を見据えていたのかを考える機会にしてもいいでしょう。今の日本が誰のおかげであるのか、子供たちも考えられるかもしれません。本を読み終えてからなるべく期間を空けずに書くと、より温度感の高い読書感想文になるはずです。
参考