私立幼稚園は教育費以外にも費用がかかる
私立幼稚園では、オプション授業、教材費、PTA会費、送迎バス代など、学費以外の費用があります。以下では、どれくらいの費用がかかるのかを見ていきましょう。
音楽や英語などのオプション授業
普段の園の生活以外で、外部から講師を呼んで英語や音楽の授業が月数回受けられる授業があります。園によってさまざまですが、月額3,000〜10,000円くらいでしょう。強制ではなく、任意でオプション授業を受けられる幼稚園もあります。
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教材費やPTA会費など
教材費は絵本や英語教育のテキストなど、教養を学ぶために必要な費用です。おおよそ月1,000~3,000円程度に収まるでしょう。また、PTA会費は月1,000~2,000円くらいが一般的です。
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送迎バス代
自宅から幼稚園まで距離が遠い場合、送迎バスを利用できる私立幼稚園が数多く存在します。公立幼稚園も、一部の地域では送迎バスを出している幼稚園があります。送迎バス代も幼稚園によって費用が違いますが、毎月おおよそ5,000円未満でしょう。
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保育園入園前は思わぬところで費用がかかる
月々の学費、無償化でいくら補助が出るか、教育費以外にもかかる費用について解説してきました。しかし、幼稚園入園前は思わぬところで費用がかかってしまいます。以下で詳しく見ていきますので、幼稚園の入園準備をする際のご参考にしてください。
着替えや布団
幼稚園ではお外で遊んで洋服が汚れてしまったり、お昼ご飯の最中に洋服を汚してしまったりと、洋服を着替える頻度が多くなります。幼稚園用の汚れてもいい洋服を新たに買い足した方がいいでしょう。また、幼稚園ではお昼寝があるので、お昼寝用の布団を購入する必要があります。
体操着、お弁当、水筒など
私立幼稚園だと、通園用の制服の購入が必要です。また、園が指定する体操着や帽子の購入もしなければなりません。幼稚園によっては毎日水筒を持参するようにしている園もあるため、水筒の購入も必要です。ただ、ストロータイプはNGとしている幼稚園もあるため、購入前に一度確認したほうがいいでしょう。
自宅の収納ボックス
幼稚園のカバンを掛けたり、前日に幼稚園の準備をするための収納ボックスが必要かもしれません。これは各家庭によって異なってきますので、状況に応じてご判断ください。しかし、幼稚園の修了式などでお子さんが作った作品を持って帰ってきますので、大事に保管しておきたい場合は収納ボックスがあった方がいいでしょう。
まとめ
公立・私立幼稚園の年間の学費の平均は、公立幼稚園が23,3947円、私立幼稚園が48,2392円となっています。あくまで平均なので、ご参考程度に留めておいてください。
幼児教育無償化では、保育料が最大25,700円、預かり保育が最大11,300円補助されます。これは、私立・公立関係なく補助を受けることができます。
また、保育園の入園前は着替えや布団、体操着・お弁当・水筒など、入園前の準備にお金がかかります。一つ一つのものに名前を書かなくてはいけませんから、入園準備は早めにしておくことをおすすめします。
参考
「幼児教育・保育無償化」正式決定!2019年10月からなにがどう変わるの?[2019年3月更新]|morecareee
幼稚園無償化(幼児教育無償化)はいつからスタート? 全額無料? 所得制限は?|はいチーズ!clip
幼稚園の費用ってどのくらい?公立・私立まとめて紹介|mamari