子供はなぜ怖がっているの?恐怖心から子供を救うために親ができること ( 3 )

極端な怖がりの場合は発達障害の可能性も

子供が極端に怖がりの場合は発達障害の可能性があります。

発達障害は、脳機能の発達が関係する障害です。発達障害がある人は、コミュニケーションや対人関係をつくるのが苦手です。また、その行動や態度は「自分勝手」とか「変わった人」「困った人」と誤解され、敬遠されることも少なくありません。

(引用元:理解する 発達障害って、なんだろう?|政府広報オンライン

発達障害児は周囲とうまくなじめない自分に困難を感じ、常に否定的意識を持って過ごしており、対人・対物の負の感情をコントロールできなくなると恐怖を感じてパニックを起こしてしまうことがあります。

発達障害児やその疑いがある子供に対しては親が適切な接し方をし、子供に合った教育を施すことでその症状を和らげることができます。そのため発達障害の疑いがある子供の恐怖心を「いつか成長とともに薄れる」と放置せずに、早期に対処し、理解してあげることが大切です。

まとめ/親の優しさと愛で怖がりを克服しよう

子供が恐怖を感じる対象は、大人と同じく「不明瞭・未経験」なことです。つまり、子供の怖がりを直したい場合は、怖くないということを一つ一つ具体的に説明し、安全であることを体験させていくことが大事なのです。

4歳ごろから新たに加わる生活環境の変化が原因の「一人でいること・親と離れること」への恐怖については、親が見守っているという安心感を子供に抱かせることで徐々に克服することができます。では、共働き世帯はどのようにして子供に安心感を与えていけばいいのでしょうか。

母親が外で働くことは子供に悪影響があるという意見が多く見られます。しかし、ワシントンポストに掲載されているトロント大学社会学者のMelissa Milkie氏は、母親が子供にとって有害なのは、母親がストレスや睡眠不足を抱えている場合であると述べています。

Building relationships, seizing quality moments of connection, not quantity, Milkie said, is what emerging research is showing to be most important for both parent and child well-being.

(引用元:Making time for kids? Study says quality trumps quantity.|THE Washington Post

つまり、親子の幸せな関係を築くのに最も重要なのは、一緒に過ごす時間の長さではなく、質の良い時間だということです。

迫りくる忙しさに追われ、子供の話を聞いてあげる暇がないばかりか、子供に対してストレスを感じていませんか。子供の恐怖心を克服できる一番の特効薬は親の優しさと愛なのではないでしょうか。

参考

三重大学教育学部研究紀要 第68巻 教育科学(2017)129-136頁 幼児期における恐怖対象の発達的変化|三重大学学術機関リポジトリ 研究教育成果コレクション

子供の怖がりはこうやって作られる!原因と克服法|AllAbout暮らし

鬼でもお化けでもない!?子どもが無性に怖がる意外なもの|ママスタセレクト

ママの「鬼くるよ」発言は逆効果!子どもの怖がりが加速する!?|SHINGA FARM

鬼さん来るよ!「脅しシツケ」がもたらす子どもへの副作用2つ|ウーマンエキサイト

【実践】人生と対人関係を変える「アドラー心理学」と「嫌われる勇気」|Life&Mind

子供に自信をつけさせるメンタルトレーニング(3/5)|FQ JAPAN 男の育児

どうすることもできない恐怖から我が子を救うための5つのステップ|lifehacker

とても怖がりな子[教えて!親野先生]|ベネッセ教育情報サイト

発達障害って、なんだろう?|政府広報オンライン

子どもの「怖がり」な性格を克服するために親がすべきこと|GYMBORee

Making time for kids? Study says quality trumps quantity.|THE Washington Post

この記事をかいた人

Ginamy

慶應義塾大学経済学部卒業。日商簿記検定2級・医科2級医療事務の資格保有。経理・一般事務を経験し、結婚を機に家庭に入る。3人の男の子のママライター。自身が中学・高校・大学・資格試験の受験を経験。育児・教育・書籍に関心。趣味は整理整頓・おしゃべり・K-POP・読書。地元少年野球部に参加する息子達を夫婦でサポート。子供の夢を叶えるべく、進学塾の通信講座受講での中学受験を目指し、家庭学習を支える。息子達がいてくれるからこその青春と感動と苦悩に感謝!