子育て費用の捻出方法
節約~小学生の間が貯め期~
子供が小さいうちに節約し、中学以降の学費の資金としましょう。小中学校の授業料は公立学校であれば無料です。小学校中学年くらいまでは塾などへ通わせる必要がない上、食費もそれほどかかりません。2019年10月からの幼児教育無償化の恩恵を受ける世帯では、その分を貯金や学資保険へ回すといいでしょう。
貯金や保険
銀行の自動積立定期や学資保険を利用し、計画的に貯蓄しましょう。ただし、定期預金や学資保険は途中解約すると不利になるので、注意が必要です。長期的な視野で無理のない運用をしましょう。
奨学金
各都道府県や大学、財団などがさまざまな形の奨学金を出しています。給付型と貸与型があり、貸与型には無利息のものと利息付きのものがあります。通常、学力や家計に関する基準があります。
経済的な理由で進学や留学をあきらめることのないよう、子供のケースにあった奨学金を探してみましょう。学力が足りなくても、本人の「学ぶ意欲」を評価する団体も数多くあります。
児童手当や自治体の助成
中学3年生までは、子供の年齢や世帯の収入に応じて、国から児童手当が支給されます。自治体によっては、そのほかにも医療費や出産・養育費の助成を受けられることもあるので、お住まいの市町村に問い合わせてみましょう。
まとめ
子供の養育費や教育費は、ある程度の年齢まで親が計画的に準備するのが理想です。しかし、子供の夢や想定外の出来事などによって、子供の高等教育の費用までサポートできないこともあるでしょう。それでも最後まであきらめず、奨学金や助成を探すなど、子供の心の支えとなってあげたいものです。
参考
平成21年度インターネットによる子育て費用に関する調査 全体版(PDF)第2章 調査結果の概要|内閣府
子育て(教育)費負担問題と教育(修学)支援制度の整備・充実の課題|教育再生懇談会|首相官邸
平成28年度 子供の学習費調査 2.調査結果の概要|文部科学省
幼児教育の無償化に関する住民・事業者向け説明資料1|文部科学省
平成 30 年度「教育費負担の実態調査結果」|日本政策金融公庫
子育て費用は総額でどれくらいかかるのか|mattoco Life
子育て費用はズバリいくら・大学まで通わせる費用を計算|お金のカタチ
【保存版】子育てにかかる費用のすべてを解説します|ベネッセ教育情報サイト