暑い夏の食欲がいまいちなときでも、のどごし良く食べられる冷やし中華。定番メニューですが、いろいろな具材を用意しなければならないのが少々難点です。特に、買い置き食材の少ない日などにはあまり向いていません。「食べたい!」と思ったときにパッと食べられるレシピから、家族の好みを取り入れて作る気合いのメニューまで、さまざまな冷やし中華をご紹介します。
もくじ
忙しいときの時短冷やし中華
仕事帰りの平日でもパッと準備できる、子供を待たせないレシピからご紹介します。常温で保存できる食材も使うと、さらに彩りが良くなります。
茹でずにコンビニの具で作れる冷やし中華
“茹でずに食べられる”即食チルド麺ジャンルに、日清食品チルドが「日清のそのまんま麺」で参入する。シマダヤの「流水麺」に代表される同ジャンルは、チルド麺の弱点とされた簡便性・即食性を武器に、ここ数年で急成長。2018年度も前年比約3割増で推移している。 https://t.co/DIwdoCXCSC pic.twitter.com/UV2RqOBlAP
— 食品新聞社 (@shokuhinet) February 5, 2019
「日清のそのまんま麺」シリーズの冷し中華は、茹(ゆ)でる必要のない麺です。パッケージを開けて付属のタレをかけるだけなので、調理時間がかなり短縮されます。
茹でるタイプの麺だと、時間が経つとのびてしまいます。家族全員そろって食事ができる場合は問題ありませんが、帰宅時間がバラバラな平日の夜などには、食事を担当する人の負担が大きくなってしまいます。そのような日に使う麺類として、常温でそのまま使えるタイプは用意しておくと便利です。
具材はコンビニで調達できるものを選びましょう。以下は例です。
- ロースハム
- カニカマ
- スティック野菜
- サラダチキン
- 漬け物
- 味付卵
- 温泉卵
コンビニで販売している食材から具材を調達すると、スーパーで買い物をする必要も省くこともできます。夏場はスティック野菜などもあるので、好みに応じて選ぶといいでしょう。
参考
日清のそのまんま麺 冷し中華 ごまだれ 2人前 | 日清食品グループ
野菜だけ買って作る冷やし中華
ちょっと買い物をして帰る時間のある日は、野菜だけ買って冷やし中華を作ってもいいでしょう。すべて市販品だと塩分過多などが心配な場合には、野菜を切る手間だけかけて、「手作り感」のある食卓に仕上げましょう。
ちょっと時間のあるとき用!タレから作る冷やし中華
休日の昼食や、早めに帰宅できた夜などには、タレだけ自作する冷やし中華もおすすめです。甘さや塩加減などは好みで調節できますから、子供の好き嫌いにも対応しやすくなります。
タレなしの袋入り中華麺を用意
生姜を入れて作る醤油タレ
●酢 … 大さじ4(60ml)●醬油 … 大さじ4(60ml)
●みりん … 大さじ1(15ml)
○砂糖 … 大さじ3
○水 … 大さじ2(30ml)
○サラダ油 … 小さじ2
○ごま油 … 小さじ1
○生姜のしぼり汁 … 小さじ1
○レモンの果汁 … 小さじ1
(引用元:すっきり美味しい!冷やし中華のタレ(つゆ)の作り方/レシピ | 白ごはん.com)
「白ごはん.com」のおすすめは、生姜(ショウガ)を入れて作る醤油タレ。穀物酢よりも米酢の方が相性がいいそうです。また、優しい味付けになっているので、塩を足すことも可能。減塩している人にもうれしいレシピとなっています。
ちなみに、具材としてにんじんを追加するのもおすすめだそうです。にんじんが苦手な子供も、麺類と一緒なら食べやすいかもしれません。一度挑戦してみてください。
うま味調味料を入れて作る醤油タレ
★醤油 50cc
★酢 60cc
★水 70cc
★砂糖 20g
★塩 1つまみ
★味の素 少々
★ゴマ油 小さじ1
(引用元:大好評の冷やし中華! by saijun | 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが310万品)
味の素などのうま味調味料も冷し中華に合います。サラダ油は使用せず、ごま油がメインのレシピが「クックパッド」で人気となっていました。
ねりごまで作るごまダレ
・練りごま 大さじ3
・しょうゆ 大さじ3
・砂糖 大さじ1
・酢 大さじ1
・ごま油 小さじ2
・おろししょうが 小さじ1
・鶏の茹で汁 100cc
(引用元:手作りでこっくり旨い!ごまだれの冷やし中華レシピ | macaroni)
醤油タレに比べると難易度が高そうに感じるごまダレですが、市販のねりごまを使うと挑戦しやすいそうです。ごまダレというと、棒棒鶏(バンバンジー)などの中華にもよく使われます。「macaroni」で紹介されていたごまダレのレシピは、ハムの代わりに茹でた鶏肉を使い、鶏の茹で汁をタレに再利用する本格派のようです。
鶏肉は、肉の中でもヘルシーであるにも関わらず、体調の維持に欠かせないビタミンB2や口内炎を予防するナイアシンなどビタミン類を豊富に含んでいます。鶏肉は茹でているのでさらにヘルシーなのも嬉しいポイントですね
(引用元:これからの季節に食べたくなる!「冷やし中華」 6提案|楽天レシピ)
鶏は肉の中ではカロリーが低く、栄養豊富であるため、管理栄養士も夏のメニューとしておすすめしているそうです。