トッピング
ぴりっと紅ショウガ
紅ショウガは、少量でもピリッとしたアクセントを加え、冷やし中華全体の味を引き立ててくれます。ショウガは、血行を促進する作用があります。夏場は、クーラーや冷たい飲み物で、実は身体が冷えやすい季節。なんとなく、だるくて食欲がないのは、実は暑さのせいではなく体が冷えていたから、ということもよくあります。夏こそ体の冷えを防ぐため、ショウガを積極的に食べましょう。ショウガは殺菌効果も高いため、食中毒の予防にもなります。
定番和辛子
冷やし中華の定番・酢醤油たれによく合うのが、和辛子です。和辛子は、いわゆる「マスタード」と呼ばれる洋辛子と比べ、ツンとした辛みが立っている特徴があります。最近はチューブ状の和辛子を常備している人も多いですが、昔は粉の和辛子を水で溶いて使うのが普通でした。チューブ状の和辛子は、原材料に洋辛子が混じっていることもあり、粉の和辛子に比べ味がマイルドです。和辛子本来のツンとした辛みを求めるのであれば、昔ながらの粉の和辛子に水を入れて練って使いましょう。
名古屋では常識マヨネーズ
冷やし中華にマヨネーズと聞くと驚くかもしれませんが、名古屋では常識だそうです。なぜ名古屋では冷やし中華にマヨネーズをかけるかは諸説あります。「名古屋の人は無類のみそ好きだが、どうしてもみそが合わない場合はマヨネーズをかける」「冷やし中華の具はサラダの具と同じなので、マヨネーズをかける」など、理由はともかく、家族がみんなおいしく食べられるのが一番です。
さっぱり梅干し
冷やし中華の食べやすさは、酢醤油のほど良い酸味によるところが大きいと言えます。その酸味に梅干しを加えるのも、おすすめです。子供が梅干し好きの場合は、まるごと1個コロンと乗せてあげると、視覚的なインパクトがあります。ちぎりながら他の具材と一緒に食べましょう。梅干しが丸ごと入っていることに抵抗がある場合は、梅干しを包丁でたたいてたれと混ぜたり、鶏のささみなど他の具材と和えたりすると、味がなじんでおいしくなります。
シークワーサー、スダチ、カボス
沖縄では冷やし中華の酸味にシークワーサーを使うことがあるそうです。シークワーサー独特のすっきりとした酸味がいかにも食欲をそそりそうです。シークワーサーは、他の地域ではいつでも手に入るものではありません。その代わりに使えるのが、スダチやカボスです。四国のうどん通は、ぶっかけうどんをスダチと生醤油だけで食べるので、麺類との相性は良さそうです。
たれの作り方
冷やし中華のたれは、麺に付属のたれを使うことがほとんどでしょうが、自分でも簡単に作れます。市販品では物足りない方は、ぜひチャレンジしてみてください。
基本の酢醤油
【材料】
- 砂糖……大さじ3杯
- 酢……大さじ6杯
- 醤油……大さじ6杯
- 酒……大さじ3杯
- ごま油……大さじ2杯
- 白ごま……小さじ1杯
(引用元:基本レシピは簡単!「冷やし中華のたれ」を作ってみよう|macaroni)
【作り方】
- 酒と砂糖を鍋に入れて火にかけ、アルコールを飛ばし、冷ます。
- 他の材料を入れてよく混ぜる。
濃厚ゴマダレ
以下の調味料を全部合わせ、よくかき回します。
【材料】
- 砂糖 大さじ1杯
- 塩 少々
- 酢 大さじ1杯
- 醤油 大さじ1と1/2杯
- 白練りごま 大さじ2杯
- 水 大さじ2杯
参考
【かんたん弁当】自家製ごまだれで!簡単冷やし中華弁当|macaroni
めんつゆを簡単アレンジ
こちらも全部合わせてかき回すだけです。3倍希釈の麺つゆの場合は、めんつゆ大さじ3倍に対し、水を大さじ1と1/3杯入れてください。
【材料】
- めんつゆ(2倍希釈) 1/3カップ
- 酢 大さじ2杯
- ごま油 大さじ1/2杯
参考
少量でもすぐ作れるポン酢ベース
【材料】
- ポン酢しょうゆ 大さじ4
- 顆粒チキンスープの素(中国風) 小さじ1/2
- 水 大さじ3
- ごま油 小さじ1
- 白ごま 小さじ1
(引用元:ヘルシー冷やし中華|みんなのきょうの料理)
【作り方】
- 顆粒チキンスープの素を分量外のぬるま湯大さじ1で溶く。
- 残りの材料を混ぜる。