「そうめんかぼちゃ」と呼ばれている野菜をご存じでしょうか? そうめんかぼちゃは金糸瓜(きんしうり)という、カボチャの中でもズッキーニなどと同じ部類のペポカボチャの一種にあたる野菜のことです。
北海道では公益財団法人北海道科学技術総合振興センターが中心となって、ペポカボチャの普及につなげるプロジェクトを起こしています。
そうめんかぼちゃは東北から中国地方まで各地で販売されていますが、その流通量は少なく、スーパーなどではなく地元野菜の直売所などで売られています。
この記事ではそうめんかぼちゃに関する情報をまとめました。そうめんかぼちゃを使ったレシピなども紹介していますので、もし手に入ることがあればぜひ参考にしてください。
そうめんかぼちゃって何?
ではそもそもそうめんかぼちゃはどのような野菜なのかを見ていきます。
そうめんかぼちゃは金糸瓜という野菜
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(参照元:miwakumagai|Instagram)
そうめんかぼちゃはウリ科カボチャ属ペポ種に属する野菜で、正式名は金糸瓜。熱を加えるとそうめんのように身がほぐれることから「そうめんかぼちゃ」「そうめんうり」などと呼ばれています。また英語名でも「Spaghetti squash=スパゲッティ瓜」と呼ばれています。
旬はいつ?産地はどこ?
そうめんかぼちゃの収穫時期は7~8月です。春に種をまき、夏に収穫されます。ただ収穫した時点ではまだ身が硬く、ほぐれにくいため、少し寝かせてから出荷されることが多いです。
そうめんかぼちゃは保存性が非常に高く、12月ごろまではおいしく食べられる時期だと言われています。
そうめんかぼちゃが有名なのは石川県です。19世紀の初めごろに中国から伝わったといわれており、能登の伝統野菜とされています。
現在では石川県だけではなく、日本全国で栽培されており、流通量も少しずつ増えてきています。