子供の目の病気には何がある?種類と対処法について - cocoiro(ココイロ) - Page 2

目の病気かもと思ったときの対処法

子供 ものもらい

ここからは、子供が目の病気にかかった可能性があるとき、どのように対処すればよいかについてご説明します。

痛みや腫れを感じたらすぐに病院へ

まず大切なのは、痛みや腫れを感じたらすぐに病院を受診するということです。「子供が目を痛がり、気にしている」や「子供の目が腫れているように感じる」というように、子供の様子の変化、子供の目に違和感や不安などを感じたらすぐに病院を受診しましょう。

もう少し様子を見ようなどといって放っておくと、症状が悪化してしまいます。目に痛みや腫れを感じた場合は、すぐに病院を受診するようにしてください。

目を手で触らないようにする

子供に注意させたいのは、目を手で触らないようにすることです。ものもらいや結膜炎といった目の病気にかかることで、目が気になり、いつも以上に目を手で触ってしまう子供も多いでしょう。しかし、目の病気にかかった際は、なるべく目を手で触らないようにすることが大切です。

目を手で触ってしまうことで余計に症状が悪化していくことも多いため、子供が目の病気にかかった際は、目を手で触らないよう、ご家庭でしっかりと声かけをしていくことが必要です。

こまめに手洗い

基本的なことですが、こまめに手洗いをすることも大切です。子供が目の病気にかかった際はこまめに手洗いをし、いつも以上に清潔でいることを心がけましょう。子供が外から帰ってきたときや何かを触った後などは手を洗うようにご家庭で声掛けをし、こまめに手洗いをさせるようにしてください。

タオルは家族と分ける

もう一つ大切なのは、子供のタオルを家族と分けておくことです。子供が目の病気にかかった際は、手洗いや洗顔などに子供が使用するタオルを家族と分けておくことで、家族への二次感染を防ぎます。子供用のタオルを別に用意しておくなど、できる限り家族とは分けてタオルを使わせ、目の病気が家庭内で広がらないよう気を配りましょう。

おわりに

ここまで簡単にですが、子供の目の病気の種類やその対処法についてご説明いたしました。子供が目の病気にかかった際は家庭での対応がとても重要になるため、正しい対処ができるよう、子供の目の病気についての知識を頭に入れておくことが大切です。

また、いざというときに子供の変化にすぐ気づき、焦らず正しい対応ができるよう、日ごろから子供によく目を向け、子供の様子をしっかり観察しておくといいでしょう。

この記事が、少しでも多くの方にとって、子供の目の病気への知識を深めていくものとなれば幸いです。

参考

ものもらい(麦粒腫・霰粒腫)について|ECP Medical Book 

垣内義亨監修(2016年11月)『新版からだのしくみカラー事典』主婦の友社

眼の病気 結膜炎について|ECP Medical Book

草川巧監修(2017年9月)『子どもの病気SOS』マガジンハウス

知っておきたい!家庭の感染と予防 咽頭結膜熱(プール熱)とは?SARAYA 家庭用製品情報

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izmix

【職業】 フリーライター 【経歴】 大学卒業後、大手進学塾にて勤務。その後、介護職などを経て、念願であったライターとなる。結婚し、現在は、二児の母。 【得意な分野】 教育、介護、就職、勉強の教え方、恋愛などなど。 【趣味】 読書、ピアノ 【将来の夢】 作家になる事とライターを続けていくこと。生きている限り、文章を綴って世の中に何かを発信し続けていきたい。