子供のお絵かき練習方法と3つのサポート!おすすめお絵かきグッズも - cocoiro(ココイロ) - Page 2

親ができる3つのサポート

子供 お絵かき

道具や声かけの仕方、褒め方次第で子供のやる気や成長の度合いが変わってきます。次は、少しの工夫で子供のやる気と絵をかく力がぐんと上がる方法を3つご紹介します。

画材をたくさん用意する

普段のお絵かきは、鉛筆やクレヨンなどを使うことが多いかもしれませんが、絵の練習に使うものは特に指定せず、子供が好きなものを用意しましょう。鉛筆やクレヨンのほかにも、ペンやチョーク、磁気や水などを利用してお絵かきができるグッズもあります。また、コピー用紙や画用紙、スケッチブックなどの紙以外にも、ホワイトボードやお絵かきシートなどがありますので、子供が気に入るものを一緒に探してあげましょう。紙は白に限らず、色のついた画用紙や真っ黒の紙を使っても楽しくお絵かきできます。

いろいろな道具を試させて、子供が一番興味を持ち、かきやすそうにしているものを使わせるようにしましょう。かきやすいものが一番やる気が出るため、練習には適しています。

実物を見る

冒頭「実物に触れたことがある子供は絵が上手」でも述べた通り、お絵かきが得意な子供は、絵にかこうとしているものに触れたことがある、または見たことがある場合が多いのです。子供は記憶を頼りに、イメージしながら絵をかいていきます。しかし、かこうとしているものを実際に見たことがなければ、そのイメージすら浮かばないのです。

できるだけ実際に見たことがあるものをかかせたり、子供がかきたいと言ったものを見せてあげたりすれば、イメージしながら絵をかいていくことができます。

また実物を見せるときには、「大きいね」など大雑把な会話をするのではなく、部分的に注目しながら「ここにも丸みたいな模様があるね」「ここから脚が4本出ているんだね」「しっぽが細くて長いんだね」など、できるだけ細かい部分に触れて会話をすることが大切です。そのように声かけをしていけば、子供も細かい見方ができるようになり、観察力が高まります。

プロセスを褒める

子供のやる気や向上心を引き出すために絵を褒めてあげることは効果的です。しかしそれ以上に、子供がしていた努力を認めてあげることは、子供にとって大きな励みとなります。「上手になったね」「たくさん練習していたもんね」「よく観察したんだね」など、絵を上手にかくために努力していたことを見つけて、大いに褒めてあげてください。

「これはどういう意味?」など絵について質問し、「それは思いつかなかった!」など、子供なりに工夫しているところを褒めてあげることも効果的です。

また、楽しくお絵かきを上達させるためにも、子供がかいた絵を馬鹿にしないようにしましょう。馬鹿にされると、子供は一気にやる気を失います。ほかの子より上手か下手かだけでなく、その子自身がどんな努力をして成長しているかを見つめてあげてください。

おすすめお絵かきグッズ

最後に、子供がお絵かきにのめり込むような、3つのおすすめグッズをご紹介します。色鉛筆やクレヨンでは物足りなくなったときに活用してください。

アンパンマン 天才脳らくがき教室

1歳6ヶ月以上から使えるアンパンマンのお絵かきボードです。おすすめのポイントは、ずばり3つあります。まずは、付属の三角ペンで自然に正しい鉛筆の持ち方を学べる点です。次に、マイクロカプセル方式なので何度でも繰り返し使え、手や周りのものが汚れることがありません。さらに、アンパンマンの顔型スタンプやなぞって描けるシート2種類が付いているのも魅力です!

Jasonwellお絵かきシート

指動作訓練のほか、カラー認識、想像力養成、協力を学ぶことができる、おすすめ知育商品です。100cm×80cmと大きなシートの上で、水を使ったお絵かきを楽しめます。付属の専用ペンに水を入れるだけでお絵かきができるので、周りを汚す心配がありません。また、大きなシートの縁には、アルファベットが並んでいます。英語を学ぶきっかけにもなるのも嬉しいです。

スイスイおえかきNEWカラフルシート

こちらも水でかくことができる大きなお絵かきシートです。シートには赤・青・黄・緑の4色で絵をかくことができます。また、小さな子供でも楽しめるようにお絵かき部分に絵が隠れているので、塗り絵を楽しむこともできます。

まとめ

練習方法や親ができるサポート方法などをご紹介しましたが、なかには上記の方法が合わないという子供もいるかもしれません。どのようにお絵かきの練習をさせていけば良いか迷ったときは、まずはこちらにご紹介している方法を試してみてください。そして練習している様子を見ながら、その練習方法が子供に合っているかを見極めたり、もっと良い方法を見つけ出してあげたりしていくと良いでしょう。

使う道具や親の声かけなどによって、お絵描きの上達度は違ってきます。子供が気に入る道具とやる気の出る声かけで、楽しく上達させましょう。

参考
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子供をお絵描き上手にするコツ|英才教育ママの端くれ
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この記事をかいた人

katsu

オランダの小学校で教員になるために、オランダに移住した元小学校教員。「ひとりひとり違った形や色があって、それがいい」と考え、イエナプランを取り入れた学級づくりや授業づくりに取り組む。ファーストキャリアは旅行会社!「教育」と「旅」をライフワークに、フリーライターとして活動中。Twitterで毎日オランダの教育ニュースを発信中!
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