前とびから交差とびに変える練習
ここからとぶ運動と組み合わせて練習します。まずは助走で前とびをし、そこから交差とびに変えてとびます。
とばずになわを回すときはうまくいっているのに、とんでみると足が交差したなわに引っかかってしまうことがあります。このようなときは腕に力が入りすぎて、なわの位置が高くなっているかもしれません。
また、腕を交差し始めるタイミングが早すぎたり遅すぎたりしても上手に交差とびに入ることができません。引っかかってしまう場合はもう一度腕を回す練習に戻って、タイミングを身につけるようにしましょう。
前とびから交差とびに移行する1回目がスムーズにとべれば、続けて数回交差とびをとぶのは難しくなくなるはずです。
- 前とびの形から腕をクロスする ○
- 腕をクロスしたまま足抜きをする ○
- 腕をクロスしたまま回す ○
- 前とびの連続から交差とびに変える ○
これでスモールステップ4段階がすべてできるようになりました。
最後に初めから交差とびでとんでみよう
前とびの助走を入れると、いつ交差とびに移行すればいいか逆にタイミングがつかめなくなる子供もいます。そういうときは、助走を挟まずに最初から交差とびをとぶという方法もあります。
足抜きのときと同じ感覚で、腕をクロスさせたままなわを回してとびます。足抜きと違って連続してとぶ必要があるので、最初からよく勢いをつけてなわを回しましょう。
交差とびができたらあやとびもできる
https://www.instagram.com/p/Bd11um1AwF9/
(出典:フォレスタネット|指導案・実践例共有サイト | Instagram)
学校などで使うなわとびカードでは、交差とびはあやとびよりも後に出てくることが多いです。しかし、あやとびは交差とびと前とびを交互に繰り返してとぶ方法なので、交差とびを先に覚えてしまった方が習得がスムーズです。
あやとびができるようになるには、交差とびから前とびに戻る練習をしてみてください。これもとびながらでは難しい場合は、腕をクロスさせた状態から前とびの形に戻して足抜きをするという練習から始めてみるといいでしょう。
まとめ
初めて挑戦するとび方は、子供にとっては全体像が見えず正解が見つけにくいものです。スモールステップに分割して、少しずつの達成感を与えてあげるようにしましょう。
参考
小学校体育科におけるなわとび運動の指導方法に関する研究 : なわとび運動系統表の作成と有効性の検証|三村大輔、境英俊|島根大学学術情報リポジトリ
交差跳びの練習方法とコツを解説。必ず跳べるようになる3つのステップ|なわとびレッスン.com
あやとび練習のコツと流れを解説。つまずきポイントを克服するには?|なわとび1本で何でもできるのだ
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