縄跳びの選び方
縄跳びの選び方についても確認しておきましょう。以下、未就学児、小学生以上に適した縄跳びの選び方をご紹介します。
未就学児におすすめの縄跳び
保育園や幼稚園ではロープ遊びに縄跳びがよく使われます。縄跳びを地面に波打たせて蛇に見立てて遊んだり、地面に形を作って飛び越えたり、電車ごっこをしたり。このように「跳ぶ」以外の使い方をする場合には、耐久性の高い綿製のロープがおすすめです。綿製であれば、引っ張ったりしても簡単に切れてしまうことはありません。
ロープ遊びでなく「縄跳び」として使用する場合でも、未就学児におすすめなのは綿製のロープです。綿製のロープは小学校などで使われるビニール製のものに比べて重さがあり、コントロールしやすく初心者でも扱いやすくなっています。また、ビニール製に比べて足に当たっても痛くありません。
以下、綿製の縄跳びを2つご紹介します。
「なかよしジョイントなわとび」は、グリップ部分にかわいいイラストが付いている綿製の縄跳びです。サイズは全長が約2m20cmとなっています。
デビカの綿ロープは年中、年長さんにおすすめの綿ロープ。ロープが摩耗するのを防ぐ保護リング付きです。全長2m60cmとなっています。
小学生以上におすすめの縄跳び
小学生以上のお子さんには綿製に比べて軽いビニール製の縄跳びがおすすめです。速く回すことができるので、二重跳びなどの難易度の高い技にも挑戦できます。
以下、ビニール製の縄跳びを3つご紹介します。
ビニール製の縄跳びの割にはほどよい重さが感じられコントロールしやすいと評判なのが、デビカの「瞬足なわとび」です。まだ縄跳びに慣れていない小学校低学年くらいのお子さんにとっては使いやすいかもしれません。全長2m70cmです。
「asicsクリアートビナワジュニア」は、スポーツ用品メーカー大手のアシックスが出している縄跳びです。伸びのある素材で操作性に優れ、交差跳びや二重跳びなど、小学校で習うレベルの技には十分対応できます。全長は2m70cmです。
同じくアシックスが出している「ハヤトビプラス」は、グリップから斜めにロープが出ている構造に特徴があります。この構造により回旋速度が高まるとのこと。二重跳びやハヤブサなどのロープを速く回す技をやりやすくなると評判です。全長は2m70cmです。
縄跳びがなかなか上手にできないという小学生のお子さんは、ビニール製ではなく、まずは重さがありコントロールしやすい綿製のロープで練習してみるのもおすすめです。
おわりに
縄跳びの長さの目安や調節方法、年代別の選び方についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。縄跳び上達のためには、適切な長さであることが重要です。ぜひ、お子さんの身長、体格に合った縄跳びの長さに調節してあげてください。この記事の内容が参考になれば幸いです。
参考
身長に合わせた縄跳びの長さの目安と調節方法|ピントル
縄跳びの長さはこう決める!!効果的に跳ぶための「縄の長さ」の決め方|なわとび1本で何でもできるのだ
Jump Rope Length – Most Accurate Sizing Method|BuyJumpRopes.net
小学校体育科におけるなわとび運動の指導方法に関する研究|三村大輔、境英俊|島根大学学術情報リポジトリ
小学校学習指導要領解説 体育編|文部科学省
縄跳びの余りは押し込まないで!間違った長さの調整が上達を妨げます|なわとびレッスン.com
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