縄跳びの長さを調節するときのポイント
ここまで、縄跳びの長さの目安について説明してきましたが、購入した縄跳びが長過ぎる場合は縄の長さを調節する必要が出てきます。以下、縄跳びの長さを調節する際のポイントについて解説します。
グリップに押し込まない
長さを調節する際に縄跳びのグリップ部分に縄を押し込むのはNGです。縄跳びのグリップの中には縄のねじれを防止するための「回転子」というパーツがあり、回転子が回転することで縄がねじれないような仕組みになっています。
グリップに縄を押し込んでしまうと、この回転子の働きを妨げすぐに縄がねじれるようになってしまうのです。縄がスムーズに回転することは、お子さんの縄跳びの上達のためにも大切な要素なので注意しましょう。
結び目を作る
縄の長さを調節するために、結び目を作るという方法があります。結び目を作る場合は縄の中央部分が良いとされています。
結び目をグリップの中で作るのはNGです。回転子の回転を妨げたり、グリップの中で引っかかってしまい取り出すことができなくなることもあります。さらに、グリップ部分が重たくなってしまうというデメリットもあります。
余分な部分を切る
縄の長さを調節する方法として推奨されているのは、余分な部分を切るというものです。いったんグリップを外し、縄を切って長さを調節しましょう。
切り過ぎには注意が必要です。一度切ってしまうと、元に戻すのは難しくなります。少しずつ切ることを何度か繰り返し、跳びやすさ、使いやすさを確認しながら行いましょう。縄跳びによって切り方が変わってくることもあるので、その場合は説明書に従ってください。
最初から長さ調節が可能な作りになっている縄跳びも販売されています。縄を切るのが億劫な場合は、それらの購入を検討すると良いでしょう。