縄跳びの長さの目安はどれくらい?調節方法や選び方についても解説!

小学校や保育園、幼稚園で多くの子供たちが習うことになるのが縄跳びです。小学校の学習指導要領にも、体育の授業における「用具を操作する運動」として縄跳びを使った運動例が紹介されています。

そんな縄跳びですが、お子さんが使う縄跳びの適切な長さはどれくらいか、判断に迷っている方は多いのではないでしょうか。縄跳びは身長に合った長さでないと、うまく跳ぶことが難しくなります。適切な長さの縄跳びを選ぶことは、上達のためにも重要です。そこで今回は、縄跳びの長さの目安や長さ調節をする際のポイントについて解説します。記事の後半では、子供の年代別の縄跳びの選び方についてもご紹介するので、参考にしてください。

縄跳びの長さの目安は?

それでは、縄跳びの長さの目安について見ていきましょう。

身長から計算する方法

まずご紹介するのは、縄跳びの長さをお子さんの身長から算出する方法です。

「身長+55cm」という計算方法が広く知られています。いくつかの書籍で紹介されており、数字で長さを示すことができる点は便利です。ただし、推奨できない点がいくつかあります。

1つ目は、この計算式では個々の体格差が無視されてしまうという点です。例えば身長が同じ120cmだったとしても、腕の長さや肩幅など、体格が違えば使いやすい縄跳びの長さも変わってくるでしょう。

2つ目は、縄跳びの長さを測る際に少し手間がかかります。長さを測るにはメジャーなどが必要となり、2人以上で協力しないとなかなか難しいでしょう。

また、身長に足す55cmという数字に根拠が示されていないという指摘もあります。「身長+55cm」という方法は、あくまでもおおよその目安として参考にする程度でいいかもしれません。

両足で縄の中央を踏んで測る方法

次にご紹介するのは、両足で縄の中央を踏んで測る方法です。

先ほどご紹介した「身長+55cm」という計算方法よりも、個々の体格に合わせた適した長さを判断することができます。

測り方は下記のとおりです。

  1. 縄跳びの中央に両足で立つ。
  2. 両手にグリップを持つ。
  3. 上腕を体につけた状態で肘を左右に90度開いたときにぴったりの長さ。

この方法であれば、身長だけではなく腕や足の長さなども加味して縄跳びの長さを決めることができます。

片足で縄の中央を踏んで測る方法

片足で縄の中央を踏んで長さを測る方法もあります。

2番目にご紹介した方法と同じく、子供の身長だけでなく体格に合わせて長さを決められます。測り方は下記のとおりです。

  1. 縄跳びの中央に片足で立つ。
  2. 両手にグリップを持つ。
  3. グリップと縄の連結部分が「胸からへその辺り」にくる高さ。

グリップと縄の連結部分が「胸」の位置にくる場合と「へそ」の位置にくる場合とを比較すると、前者の方が縄が長くなり、後者の方が短くなります。初心者は縄が長くなる「胸」の位置、上達してきたら縄が短くなる「へそ」の位置を採用すると良いといわれています。

ここまで、縄跳びの適切な長さを判断する方法を3つご紹介しましたが、おすすめは両足または片足で縄の中央を踏んで測る方法です。この2つの方法は、お子さんの体格に合わせて跳びやすい長さを判断できます。

最初は少し長めが良い?

子供や初心者の場合、縄跳びの長さは長めが良いといわれています。短いと跳ぶ際に縄が体に当たりやすくなったり、足に引っかかりやすくなり、難易度が上がるからです。また、縄が短い場合、縄を跳び越える際により高くジャンプする必要があります。

そのため、例えば片足で縄の中央を踏んで長さを測る方法を採用する場合、縄跳びを始めたばかりのお子さんには、グリップと縄の連結部分が「へそ」ではなく「胸」の位置にくる長さが推奨されます。

縄が長過ぎる場合のデメリット

初心者は縄が少し長いくらいが良いと説明しましたが、長過ぎてもデメリットがあります。

それは、「縄ハネ」と呼ばる現象が起こってしまうことです。「縄ハネ」とは、縄跳びをするときに縄が地面に当たって跳ね返ってくることをいいます。縄が長過ぎる場合、地面や床と接する範囲が広くなるため「縄ハネ」が起こりやすくなり、足に引っかかる確率が上がります。

先にご紹介した体格に合わせて縄の長さを測る方法を採用すれば、縄が長くなり過ぎることはないでしょうが、実際に跳んでみるなどして「縄ハネ」が頻繁に起こってしまわないか確認しておくと良いでしょう。