子供に絶対音感を身につけさせるには?
それでは、子供に絶対音感を身につけさせるにはどんな訓練が必要となるのでしょうか。
7才より前に訓練する必要がある?
絶対音感を子供に身につけさせたいのであれば、幼少期から音楽の教育を受けさせることが必要となります。遅くても7歳ごろまでに教育を受けなければ、絶対音感を身につけることは難しいとされています。絶対音感の教育をピアノで行うことがとても多く、2歳ごろから取り組むことが可能です。
年齢が若ければ若いほど覚えるスピードも速いとされており、幼少期のうちに音楽の教育受けることで絶対音感を得ることができるというケースが多いようです。
人によってかかる時間は変わってきますが、大体の目安として2年ほどかかると思っておけばいいでしょう。
一方で7歳以上の子供には絶対音感は身につかないというわけではありません。2歳ごろから7歳ごろにかけて急激に人間の耳が発達するということが分かっています。ですから、この時期に絶対音感に関するトレーニングをすることで、絶対音感を覚えることができるということになります。
基本的に7歳を超えても音感のトレーニングで絶対音感を身につけることが可能ですが、幼少期のころほどすんなり身につけることは難しいようです。
音楽的才能のためには絶対音感だけでなく相対音感も重要
絶対音感が優れた能力であることは十分に理解できたと思いますが、もし子供を将来、音楽の道に行かせたいのであれば、相対音感もつけさせるようにしましょう。
たまに絶対音感だけで十分だという人もいますが、それは間違いです。絶対音感とは単純に音を単体で把握する能力であり、相対音感とは音同士の高さのずれ、差を把握する能力です。似たように扱われることが多いですが、実は違いははっきりしており、両方とも必要な能力とも言えるでしょう。
また、絶対音感は幼少期につきやすいですが、相対音感は年齢などに関係なく習得することができます。音楽関係の仕事に就くのであれば、相対音感は絶対的に必要となります。
もちろん絶対音感と相対音感を両方持っている人がベストではあるでしょう。
絶対音感教室に行く方法も
絶対音感を身につけさせるためにミュージックスクールに通わせる親御さんも多いようです。そこで、絶対音感を身に付けさせるために子供を通わせるのに、オススメのミュージックスクールを紹介します。
一音会ミュージックスクール
一音会ミュージックスクールは東京都を中心に活動しているミュージックスクールで、絶対音感や相対音感など鍛えるコースなども存在します。
また東京以外に住んでいる人のためにも通信教育を行っており、通信教育の分野でも絶対音感の高さが存在しています。約50人程度の指導歴も豊富にあり、ピアノなどの教育をしっかりと行っているミュージックスクールです。
参考
かすみミュージックスクール
こちらは愛知県を中心に活動を行っているミュージックスクール。ピアノやバイオリンなどの楽器に関する教育をモットーにしているミュージックスクールです。もちろん絶対音感をつけられるような講座もあり、実績内容もとても豊富になっています。
参考
終わりに
今回は子供に絶対音感をつけさせるにはどうすればいいのか、絶対音感を持つ人の特徴などについてご紹介しました。
絶対音感は持っている人も少なく、音楽の道に進む上ではかなり有利な能力と言えるでしょう。もし子供を音楽の道に進みたいというのであれば絶対音感を身につけるための取り組みを幼少期から始めてみてもいいかもしれません。
参考
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