子供には「優秀な才能を持ちながら育ってほしい」と考える親御さんも多いのではないでしょうか。子供によっては他の人とは違うような、すてきな才能を持って生まれる子供もいます。
そんな子供の中でも音楽的な観点で持ち得るのが絶対音感です。そこで今回は絶対音感の特徴を紹介していきます。
もくじ
絶対音感とは
言葉では聞いたことがある「絶対音感」という言葉ですが、実はその意味を詳しく知っている人はあまり多くはありません。
テレビドラマなどで聞いたことがあるという人もいるでしょうが、実際に絶対音感を持っているという人に現実で会ったことがあるという経験はあまりないでしょう。では、絶対音感とはどのような能力なのでしょうか。
絶対音感とはどういった能力?
一般的に音感というものは、人間に必ず備わっているものであり、聞こえてきた音の名前や音階の名前などがある程度分かり、理解できるものです。またその逆に、指示された音を想像して声や楽器で再現する能力も備わっています。そんな音感の中には2つの種類があり、その中の1つが絶対音感です。
絶対音感はその文字の通りに音の名前を絶対的に記憶している音感です。街中で鳴っている音の音階も一瞬で理解することができます。実際の音楽を聞いて、すぐに楽器な声で表現できるのであれば絶対音感の持ち主です。
似ている”相対音感”
絶対音感とは違う音感の中に相対音感というものがあります。
相対音感は絶対音感ほど優れてはいませんが、基準の音を教えてもらうことでその音を基準にして他の音と比べて高さを判別することができるという能力です。
こちらの音感の方が一般的であり多くの人についている能力の1つとも言えるでしょう。音感がよすぎるというわけではないので、音が聞こえすぎて気分が悪くなるということも一切ありません。
ただし即興的に音楽を演奏することなどは不可能なので、絶対音感ほど優れているわけでは無いのです。