縄跳びの飛び方の種類と飛び方
それでは実際に縄跳びの技にチャレンジしましょう。多くの小学校で習う縄跳びの飛び方の種類と、コツについてご紹介します。
前とび
一番基本の飛び方です。以下の1〜3の動作を連続させると前とびになります。難しい場合は、連続せずに足元の手前に来た縄を飛び越える練習から始めましょう。
- 縄をかかとの後ろ側にセットします。
- 背面を通り頭の上を通過するように縄を回します。
- 足元の手前まで来たら両足で縄を飛び越えます。
後ろとび
前とびの逆が後ろとびです。前とびと比べ、縄が目で確認できないので難易度は少しだけアップします。
- 縄を足のつま先にセットします。
- 体の前面を通り頭の上を通過するように縄を回します。
- 背面を通りかかとの手前まで来たら両足で縄を飛び越えます。
交差とび
腕を体の前で交差させ縄を回しながら飛びます。縄のよじれや癖があると失敗の原因となるので、縄がきれいな半円を描くよう気をつけましょう。
- 縄をかかとの後ろ側にセットします。
- 体の前で縄を交差させます。
- 背面を通り頭の上を通過するように縄を回し、つま先まで来たら両足で縄を飛び越えます。
後ろ交差とび
交差とびの逆パターンが後ろ交差とびです。交差とびに慣れてきたら、後ろ交差とびにチャレンジしてみましょう。
- 縄を足のつま先にセットします。
- 体の前で縄を交差させ、背面を通り頭の上を通過するように縄を回します。
- 縄が背面を通りかかとの手前まで来たら両足で縄を飛び越えます。
あやとび
前とびと交差とびを交互に行うのがあやとびです。前とびから交差とびにする、交差とびから前とびにするなど、連続せずに分けて練習してからチャレンジするといいでしょう。
- 縄をかかとの後ろ側にセットします。
- 前とびを1回飛びます。
- 2回目を飛ぶ前までに腕を交差させ、縄を交差させた状態で回します。
- 背面を通り頭の上を通過し、縄がつま先まで来たら両足で縄を飛び越えます。
- 1〜4を繰り返します。
後ろあやとび
あやとびができるようになったら、後ろあやとびに挑戦してみましょう。他の飛び方でも同じですが、手の位置が高いと回ってきた縄も高くなり飛びにくくなるので気をつけましょう。
- 縄を足のつま先にセットします。
- 後ろとびを1回します。
- 2回目の前までに腕を交差させ、縄を交差させた状態で回します。
- 体の前を通り頭の上を通過して、かかとの手前まで来たら両足をそろえて縄を越えます。
- 1〜4を繰り返します。
かけ足とび
呼び名の通り、かけ足をしながら縄を飛びます。あまり足を上げずに飛ぶというよりは縄をまたぐ要領です。
- 右または左足を上げた状態で、縄を地面についている方の足のかかとの後ろにセットします。
- 背面を通り頭の上を通過するように縄を回します。
- 上げている方の足で縄をまたぎ接地させ、1で地面についていた足は縄をまたぐと同時に上げた状態にします。
- 1〜3を繰り返します。
片足とび
こちらも名称の通り、片足だけでジャンプする技です。バランスが必要になってくるので、前とびよりは難易度が上がります。
- 右足または左足を上げた状態で、縄を地面についている方の足のかかとの後ろにセットします。
- 背面を通り頭の上を通過するように縄を回します。
- 地面についている方の足で縄を飛びます。
- 1〜3を繰り返します。
二重とび
基本ではありますが、難しいのが二重とびです。1回のジャンプにつき2回縄を回します。安定して素早く前とびができるようになったらぜひチャレンジしてみてください。難しい場合は、まずは縄を持たずにジャンプをし空中で2回手を叩くなどして二重とびのリズムを覚えてから挑戦するのもおすすめです。
- 縄をかかとの後ろ側にセットします。
- 前とびの要領で縄を後ろから前へ回しますが、1回のジャンプ中に縄を2回まわします。
- 1〜2を繰り返します。