子供の学力を上げる環境の作り方
学力には遺伝も関係しますが、親が学習環境を整えてあげることも大切です。遺伝を活かしてあげるためにも、環境を整えてあげることが重要でしょう。ここでは親が子供にできる学習環境の整え方について、6つご紹介します。
知的好奇心を刺激する
子供は自然に知的好奇心を持っています。親がその知的好奇心を刺激し、広げてあげましょう。たとえば子供が好きな電車や虫、花や動物などの実物を見せてあげましょう。関連する図鑑や絵本を読むのもいいでしょう。大人用の本でも構いません。
実物を見たり体験することで、子供の観察能力が上がり、また自ら考える力も育まれます。さらに疑問に思ったことを本で調べたり、知識を増やすことで知的好奇心が刺激されます。
ポイントは子供が好きなもの、熱中しているものから始めること。一見勉強には思えない分野でも、好きなことを体験したり調べる積み重ねが、やがて勉強につながります。
本をたくさん用意する
本は子供の知的好奇心を満たしてくれるアイテム。本を読めば知識が深まりますし、分からないことも調べられます。語彙力、読解力もつき、国語力アップに役立つでしょう。
できればリビングに絵本や図鑑、学習漫画などを置きます。「すぐに手に取れる場所、自然と目につく場所」に本を置くことが大切です。小さな頃は迷路や間違い探しなど、遊び心の入った絵本を読んでみると、子供も本に親しみを感じます。
親が学ぶ姿を見せる
子供は親が大好き。親のやることを真似したいものですし、親の言う言葉よりも行動をよく見ています。
子供に勉強してほしいと思ったら、親自身が勉強する姿を見せたいものです。仕事や興味のある分野の本を読んだり、資格の勉強をしてみるのもいいでしょう。子供も喜び、親の真似をしようとするでしょう。
学習習慣作り
何事も上達するためには練習が必要です。勉強も学校で1回学べば覚えられるものではありません。何度も練習し、間違い、修正し、だんだんと身についていくものです。
日々の生活の中で、勉強する習慣をつけるようにしましょう。毎日学習する習慣をつけるためには、ある程度親が働きかけてあげる必要があります。時間を決めたり、最初のうちは一緒に机に座ってあげるのもいいでしょう。
習慣化するには、モチベーションも必要。子供と話し合い、いつなら勉強できるか話し合ってみましょう。続けていくためにも、親が前向きな言葉で声かけをしてあげるとやる気が続きます。
情報収集する
勉強の仕方は一つではありません。丸暗記するだけでなく、効率良く勉強する方法、楽しんで勉強する方法もあります。学力を上げるためには、ただがむしゃらに勉強するだけでなく、勉強や受験テクニックを知ることが重要です。
効率よく勉強するためにも、親が情報収集をしてあげましょう。情報収集は幼児期から受験に至るまで重要なことです。
愛情を伝える
子供の学力を上げる根幹となるのが、親の愛情を感じることです。親の愛情を感じ、安心して、はじめて勉強やスポーツなどにも打ち込めるもの。子供にはこまめに愛情表現をするようにしましょう。
とはいっても大きくなってくると恥ずかしいものですが、話にじっくり耳を傾ける、気持ちを聞いてみる、共感するなど、「親の関心が自分に向いている」と実感できるコミュニケーションを取りましょう。
特に意識したいのは、子供の意志や努力、気持ちを認めてあげることです。うまくいったときに褒めるのはもちろん、褒めることがないと思えるときでも、意思や努力を認めてあげましょう。「自分を見てくれている」と安心するでしょう。
わが子の声に耳を傾けよう
遺伝にしろ、環境にしろ、学力を上げるためには「子供の興味関心があるもの」から学習習慣作りを始めることが大切です。興味関心があるものの中に遺伝が影響しているものもありますし、子供のモチベーションも持続しやすく、勉強に良いイメージを与えることができるからです。
まずは子供を観察し、子供の声に耳を傾け、学習環境作りをしていきましょう。
参考
行動の遺伝学-ふたご研究のエビデンスから|日本生理人類学会誌
子供の学力、遺伝とともに母からの愛情で大きく変わるもの|News ポストセブン
勉強ができる・できないは、遺伝や才能ではなく○○で決まる。|AERA dot.
行動遺伝学者に聞く「遺伝」と「環境」はどれくらい影響する?【中編】|ベネッセ教育情報サイト
子供の学力、遺伝とともに母からの愛情で大きく変わるもの|NEWSポストセブン
親の頭の良し悪しは、子どもに遺伝する? 頭の良さと遺伝の気になるカンケイ|STADYHACKER こどもまなびまなびラボ