子供の偏食を治すために家庭で実践したい3つのこと ( 3 )

食材に関わる体験をする

食材に関わるなんらかの体験をすることで、子供は、自分自身が日ごろ口にしているものについて深く知ることができ、食について考えるきっかけとなります。このような体験は、子供にとって大きな学びとなります。「今まで食べられなかった食材を口にしてみよう」「この野菜を食べてみよう」など、食に挑戦する意欲も湧いてくるでしょう。

参考
服部幸應(2018年6月)『服部幸應の食育読本』シーアンドアール研究社
成田崇信 (2018年3月)『新装版 管理栄養士パパの親子の食育BOOK 』内外出版社
厚生労働省「食を通じた子どもの健全育成のあり方に関する検討会」報告書について

野菜を栽培する

子供と一緒に実際に野菜を栽培するのもいいでしょう。子供にとって、野菜を種や苗から植え、育つ姿を見て、収穫し、そして食べることは、食材を敬い、大切にすることへとつながります。子供が今まで食べられなかった野菜も、自分自身で栽培してみると、今まで持っていた野菜へのこだわりが自然と消えていくことも多いよう。これがきっかけで食べられるようになったということも多くあるようです。

野菜を栽培するのが大変だと感じるご家庭は、青じそなど簡単で気軽に育てられるものから挑戦するといいでしょう。

参考
服部幸應(2018年6月)『服部幸應の食育読本』シーアンドアール研究社
成田崇信 (2018年3月)『新装版 管理栄養士パパの親子の食育BOOK 』内外出版社
厚生労働省「食を通じた子どもの健全育成のあり方に関する検討会」報告書について

釣った魚を食べる

子供に、自分自身で釣った魚を食べるという体験をさせるのも効果的。自分自身で釣った魚を食べるということは、格別な楽しさが得られ、子供の魚への抵抗を減らしてくれるものとなります。日ごろから偏食が多く、魚嫌いの子供も、自分自身で釣った魚なら、食べられたということも多いよう。子供が魚を食べなくて困っているというご家庭は、ぜひ子供と一緒に魚釣りに挑戦してみるといいでしょう。

参考
服部幸應(2018年6月)『服部幸應の食育読本』シーアンドアール研究社
成田崇信 (2018年3月)『新装版 管理栄養士パパの親子の食育BOOK 』内外出版社
厚生労働省「食を通じた子どもの健全育成のあり方に関する検討会」報告書について

食事の際に気を配る

食事の際にも気を配りましょう。子供にとって、食事をする環境というのは、とても大切なもの。食事に集中して食べられる環境であるということが、子供の偏食を治すことへとつながっていきます。

テレビを消して、食事に集中させる

テレビを消し、子供に食事へと集中させます。テレビをつけたまま食事をすると、どうしても子供の意識がテレビの方に向いてしまい、目の前にある食事に集中できないことが多くあります。テレビは、食事が終わった後に見るなど生活にメリハリをつけることが大事。静かで食事に集中できる環境作りを家庭で実践していくことが、子供の偏食を治すことへとつながっていくのです。

参考
服部幸應(2018年6月)『服部幸應の食育読本』シーアンドアール研究社
成田崇信 (2018年3月)『新装版 管理栄養士パパの親子の食育BOOK 』内外出版社

大人も子供と一緒に食事を楽しむ

食事の際に、大人も子供と一緒に食事を楽しむよう、心がけましょう。子供が嫌いな食材を大人自らが率先して食べ味わっていく姿を見ると、子供も、嫌いなものに挑戦してみようという意欲が湧いてきます。また、子供が嫌いな食べ物を少しでも食べることができたら、子供のことを「よく頑張ったね」などと褒めてあげることを心がけ、子供の挑戦したことやできたことに目を向けていくといいでしょう。

参考
服部幸應(2018年6月)『服部幸應の食育読本』シーアンドアール研究社
成田崇信 (2018年3月)『新装版 管理栄養士パパの親子の食育BOOK 』内外出版社

おわりに

子供の食生活を変えるためには、できるだけ早いうちからご家庭で取り組み、大人も子供と一緒になって、子供の偏食を治していくことが大切です。できることから、子供の偏食に家庭でできる取り組みを実践していきましょう。

参考
幼稚園児の偏食と家庭・幼稚園における食育に関する研究 木田春代
厚生労働省「食を通じた子どもの健全育成のあり方に関する検討会」報告書について

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izmix

izmix

【職業】 フリーライター 【経歴】 大学卒業後、大手進学塾にて勤務。その後、介護職などを経て、念願であったライターとなる。結婚し、現在は、二児の母。 【得意な分野】 教育、介護、就職、勉強の教え方、恋愛などなど。 【趣味】 読書、ピアノ 【将来の夢】 作家になる事とライターを続けていくこと。生きている限り、文章を綴って世の中に何かを発信し続けていきたい。