ペットボトル工作
(出典:三根みどり保育園 | Instagram)
ペットボトルはふたを閉めておくと水に浮きます。沈めて浮かせるという単純な繰り返しでも、子供にとっては楽しめる遊びとなるでしょう。ペットボトルをハサミで切るのはケガをしやすいためおすすめできませんが、油性ペンで絵を描いたり、ビニールテープを切って貼ったりする簡単な工作もおすすめです。
下準備は大変ですが、マヨネーズやケチャップの容器を使うと、水鉄砲にもなってより楽しめるでしょう。
牛乳パック工作
ペットボトルより切るのが楽な牛乳パックも、水遊びの道具として使えます。口をしっかりガムテープでふさいだものをたくさんつなげると、子供が乗れるサイズの水に浮く遊具ができます。
牛乳パック1つでも、船は手軽に作ることができて楽しめます。ハサミが使える年齢になったら、一緒に挑戦してみるといいでしょう。
(出典:牛乳パックで作る水中メガネ♪何がみえるかな? | YouTube)
大人の手を借りる必要がありますが、牛乳パックとキッチンラップで水中メガネを作ることもできます。水に顔をつけるのに抵抗感がある子供は多いですが、このような遊びから少しずつ水に親しんでいくとスムーズでしょう。
参考
牛乳パックでいかだ作り (*^^)v | 緑が丘幼稚園のホームページ 新潟市の幼稚園
木工の船
未就学児に木工は難しいと思いがちですが、実際に子供に作らせてみるのもおすすめです。
宮崎国際大学教育学部の守川美輪氏によると、保育園と連携して子供たちが木工の船を作ると、カット済みの部材でも、しっかりと木材を固定すれば、保育園児でもノコギリを使って木を切ることができたそうです。
大きな刃物を使う工作は危険が伴うため、補助をする大人が多くないと実際に作るのは難しいかもしれません。木工作を水遊びに取り入れるメリットは、バランスの悪い船を作ると転覆するなどのことを実体験できることだと考えられます。
水に浮きやすい軽い木材の積み木を水遊びに用意して、浮かせてみたり、積んでみたりするところから始めるといいでしょう。ただし、木は硬さがあるので、ぶつけてけがをしないように配慮する必要があります。
参考
木の船をつくって遊ぼう | 宮崎学園図書館学術リポジトリ
まとめ
楽しく遊びながら、子供たちを水に親しませる水遊び。どんどん自分で水に入っていける子供はもちろん、水が怖い子供でも始められる水遊びのアイデアをご紹介しました。夏の水遊びにぜひ活かしてください。
参考
保育における水遊びの効果に関する一研究 : 投影樹木画法における成長指標 (GCL) とトラウマ指標 (TCL) からの検討 | Kyoto Women’s University Academic Information Repository
水遊びについて~浮く・もぐる遊び | 文部科学省
流れるプール~準備いらずで楽しめる、おなじみ水遊び~ | 保育や子育てが広がる“遊び”と“学び”のプラットフォーム[ほいくる]
スイスイぶくぶくプール遊び〜たっぷり水に触れて楽しむ水遊び〜 | 保育や子育てが広がる“遊び”と“学び”のプラットフォーム[ほいくる]
保育で使える「水遊び」のタネが36個 | 保育や子育てが広がる“遊び”と“学び”のプラットフォーム[ほいくる]