シュタイナー学校に入学・編入する際の注意点
特殊な教育をおこなう学校ですので入学や編入時にかかる費用、保護者の学校への関わりにも特徴があります。入学をお考えの際の参考にしてください。
公立小学校と比べて学費が高い
シュタイナー学校は、いずれも公立ではなく私立の学校になります。一般的に私立の学校は公立の学校よりも学費が高くなっており、子どもを通わせるには公立の学校よりも多くのお金が必要となります。
公立・私立の小学校と3校のシュタイナー小学校における6年間の学費(概算)を比較すると、以下のようになりました。
公立小学校と比較するとシュタイナー学校の学費が高いのは否めませんが、他の私立小学校と比較するとそこまで割高ではないようです。子どもを私立小学校に通わせる余裕があるのであれば、シュタイナー学校は十分に選択肢に入る小学校だと言えます。 参考
平成26年度子供の学習費調査|文部科学省親のサポートが必要シュタイナー教育をおこなう学校では、教師と親が一丸となって子供の成長を助けることを大事にしています。そのため、勉強会が盛んにおこなわれていたり、さまざまな行事への参加や校内の仕事の手伝いがあったりして、学校への深い関わりを求められます。一般的な学校への進学卒業後は大学や一般の高校への進学率は高いです。シュタイナー教育では特殊な学習形態をとっているため学びの内容に違いがあります。そのため一般の入学試験ではなく、AO入試などで入学資格を得る生徒が多いようです。また自分で人生を切り開く姿勢を教わってきた生徒は自らの夢を実現させることに前向きです。進学ではなく職人への道を選ぶ場合や世界を知るため海外への留学を望むことも多々あります。まとめ:シュタイナーを知るために実際の様子を見ましょう一般の学校とは違い、詳しい情報が入ってき辛いシュタイナー学校ですが、校内見学会や説明会などが定期的に開かれています。百聞は一見にしかず。まずは学校に足を運び、雰囲気をつかむところから始めてみてはいかがでしょうか。
公立小学校 | 614,424円 |
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私立小学校 | 5,590,368円 |
シュタイナー学園 | 3,546,000円 |
東京賢治シュタイナー学校 | 3,962,000円 |
横浜シュタイナー学園 | 4,360,000円 |