出費以外にもたくさん!発表会までの親の仕事とは
バレエの発表会にはそれなりの出費をともなうことが分かりました。加えて、親が子供のサポートをしてあげなければいけない面もあります。
「母の会」が組織されている教室も
先ほど簡単に説明しましたが、教室によっては「母の会」が組織されているところもあります。バレエは「女の子が習い、母親が面倒を見る」という習い事だった期間が長いため、父親が付き添ったり、子供が1人で発表会に参加することがあまり想定されていないようです。
練習やリハーサルの手伝い
「母の会」の役割は、主に以下のようなものが多いようです。
- 先生への謝礼取りまとめ
- 保護者に向けた諸連絡の取りまとめ
- レッスンやリハーサルでの手伝い
- 発表会の当日スタッフ
保護者が分担するところもあれば、希望者や子供の在籍期間が長い家庭のみが母の会に入ることもあるようです。教室によってだいぶ雰囲気が異なるようですので、事前にしっかり調べておきたいところです。
子供の着替えやメイク
母の会があってもなくても、子供の準備には各自、親が付き添う教室が多いようです。発表会前は、レンタルした衣装を着てレッスンすることもあります。子供が汚したりしないように注意したり、慣れない着替えを手伝ったりするために親が同伴することもあります。
特に女の子が多い習い事ですから、着替えには父親が同伴できない教室もあるそう。共働き家庭では必ずしも母親が同伴できるとは限りませんので、柔軟に対応してくれるかどうかは教室選びの大きなポイントとなりそうです。
針仕事が必要なことも
発表会の衣装はレンタルするため、子供のサイズに合わないことはよくあるようです。丈詰めをしたり、ホックの受けを縫い付けたりという針仕事を、生地を傷めないように済ませる必要があります。
衣装を受け取ってからレッスンで着るまでの間に、各家庭で事前に準備することになっています。針仕事に自信のない親は、外注先を探す準備もしておきましょう。
参考
子どものバレエ発表会舞台裏!かかる費用やママの仕事は? | あんふぁんWeb
親の負担が少ないバレエ教室はある?
ここまで読んで、「費用負担はなんとかなっても、レッスンやリハーサルに同伴するのは時間がなく無理かも」と、バレエを習わせるのを諦めかけている人もいるのではないでしょうか。
教室によっては、「レッスンや発表会で親の付き添いなし」と徹底しているところもあります。数はあまり多くないですが、そのようなところを選び通わせるのもいいでしょう。
大手フィットネスジムの「NAS」では、一部教室で子供向けバレエ教室を開催しています。NAS若葉台では週1回のレッスンとなっているため、一般的なバレエ教室よりもレッスン数が少なく、気軽にバレエを習うことができます。
参考
小学生からのバレエデビューにおすすめ「キッズバレエスクール」@NAS若葉台 [口コミ・評判・料金・写真満載] | はるひ野カンパーニュ
まとめ
姿勢が良くなる、所作が美しくなる、ほかのダンスや新体操などを始めるときにメリットが大きいなどの理由で、小さいうちからの習い事として人気の高いバレエ。普段のレッスンの集大成とも言える大舞台の発表会は、達成感もある一方で親の負担も大きくなります。子供のやる気を伸ばしてあげつつ、親も無理なく続けられる方法を探してみてください。
参考
発表会 | 松山バレエ団
発表会について | 池袋とつくば市の本格クラシックバレエ教室
発表会について|チャコット
親の本音から学ぶバレエ発表会の運営のしかた | 有限会社デジタルエイド