発表会費用の内訳とは
それではサイド、発表会には何にどのくらいお金がかかるのか確かめていきましょう。この項での「発表会費用」には、教室からまとめて請求される額以外の、細々とした出費も含めたものです。
会場費
文京シビックホール(全日利用・土日祝日の場合) | 大ホール | 720,000円 |
小ホール | 133,000円 |
バレエの発表会は多くの場合、貸しホールを利用して行います。上記でご紹介しているのは、東京都文京区にある「文京シビックホール」を借りた場合の利用料金です。
少人数の教室でない限り、それなりの広さが必要となってきますので、会場費がかなり高額になりがちな理由が分かるのではないでしょうか。
プロをゲストに招いた発表会では、前日からリハーサルをするところもあります。その場合は会場使用料が2日分かかることもあります。また、会場費には照明や音響のスタッフ人件費が含まれることもあります。
参考
文京シビックホール – 施設をかりる | 公益財団法人 文京アカデミー
ゲスト謝礼
バレエの発表会では、主役としてプロを呼び、出演してもらうことがあります。特に男の子の生徒が少ないこともあり、男性ゲストが呼ばれることが多いようです。
どのくらい有名なダンサーを呼ぶのかや、演目の難しさなどによっても謝礼は変わるようです。しかし、プロを呼んでリハーサルから本番まで時間を確保することを考えると、1人当たり数万円から10数万円はかかると考えておくといいでしょう。
参考
バレエ発表会 パ・ド・ドゥで男性ダンサーを招待するとき、男性… | Yahoo!知恵袋
衣装代
衣装は、ほとんどの教室でレンタルのものを使用するようです。いくつかの演目に出演する場合は、役によって衣装が変わります。出番が多いほど衣装代が高くなると考えておきましょう。
シューズやアンダーウェアを新調することもあります。いずれも普段着よりは高額になりますので、一式まとめてそろえるといくらになるか、事前に確認しておくといいでしょう。
参考
先生への謝礼
バレエ教室によっては「母の会」が作られているところもあり、先生への謝礼は親が独自に決める習わしになっているようです。謝金で渡すところもあれば、お花や商品券にすることもあります。
先生への謝礼の額は、直接聞きづらいものです。入りたいと思っている教室に知り合いが在籍しているのであれば、そちらから教えてもらうといいでしょう。
食事・飲み物代
発表会前はレッスンが長時間になる教室もありますし、前日・当日は拘束時間が長くなります。食事や飲み物は教室でまとめて仕出しを取るところもありますし、各自で準備するところもあります。事前にスケジュールなどをよく確認して、子供に持たせる金額を決めておきましょう。
メイク用品
バレエでは、普段のメイク用品が使えるということはあまりありません。ファンデーションの代わりにドーランを塗り、アイメイクなどもラメ・パール禁止などの決まりがあることがほとんどです。
バレエ用のメイク用品を指定している教室も少なくありません。発表会以外に使う機会はあまり多くありませんが、最低限、1セットは用意するつもりでいましょう。
写真・ビデオ代
教室によっては、子供に集中させるために保護者の撮影を禁止するという発表会もあるそうです。その場合、写真やビデオは業者が撮影し、終了後に焼き増しを買い取る形になります。
業者が入るとメディア代はそれなりに高額になりがちです。親戚に送ることもあるでしょう。「思った以上にブルーレイ代がかかった!」となることもあるようです。
参考
撮影厳禁、メイクに2時間! 父親が見た、娘のバレエの発表会の不思議(2016/01/11 19:00)|サイゾーウーマン