バレエの発表会、費用の相場と内訳は?親の負担が軽い教室はある? - cocoiro(ココイロ)

バレエなど舞台芸術系の習い事で楽しみなことといえば、年に1度ほど開催される発表会です。しかし、親の拘束時間や費用負担がどの程度か分からず、発表会を前向きに検討できないという家庭もあるのではないでしょうか。本記事では、経験者が知るバレエの発表会について詳しくご紹介します。

バレエ発表会にかかる費用、相場は?

広い会場を借りて行われるバレエの発表会は、なんとなく「お金がかかりそう」という印象があるかもしれません。実際にはどの程度の相場感なのでしょうか。

40,000円から。高額な教室では100,000円超えも

ウェブサイトを持っているバレエ教室は多いですが、発表会の価格を明示していないところは少なくありません。一例として、安価であることをうたう教室と、プロ志向の強い教室を1ヶ所ずつご紹介します。

教室名 発表会費用 追加費用
いつも晴れバレエアカデミー 42,000円 衣装代8,000~13,000円

いつも晴れバレエアカデミー」は東京都新宿区にあるバレエ教室です。こちらの発表会費用は2016年度の実績で、「相場の半額程度」であるとうたっています。

教室名 子供のクラス 発表会費用 追加費用
宮下靖子バレエ団 初舞台出演(初A) 64,800円 卒業生・修了生・初トウシューズ、作品の主役・ソリスト及び上記内容以外の特別プログラムが発生した場合は、別途特別費用
Aクラス(幼児) 95,040円
Bクラス(小学校低学年) 95,040円
Cクラス(小学校中学年) 95,040円
Dクラス(中級) 105,840円
Eクラス(上級) 116,640円

京都市にある「宮下靖子バレエ団」はプロも輩出した教室。発表会の費用は、初めて舞台に上がる子供でも60,000円台となっており、学年が上がるごとに額も上がっていきます。また、上達してくるとソロの出番が増えますので、発表会費用がかなり高額になってくることが想定されます。

発表会の費用を明確に決めていない教室が多いのは、費用が毎年変わる可能性が高いことも一因だと考えられます。いつも使っているホールが借りられなかったり、ゲストで呼ぶプロのダンサーの人数が変わったりすると、費用は変わってしまいます。

バレエの発表会は、基本的には必要経費を生徒の頭数で割るところが多いため、生徒が少ない年は1人当たりの負担額も増えてしまいます。そのような教室でも、毎年の目安額を出すことは可能でしょう。通いたい教室の発表会費用が分からない場合は一度直接問い合わせてみましょう。

参考

「バレエ発表会の費用相場」が高額←良心的な料金を実現しました|いつも晴れバレエアカデミー
発表会の費用について 発表会|宮下バレエ学園  京都の宮下バレエ団・バレエ学園(京都・大阪・滋賀6教室)

発表会費用以外にも出費が多い

バレエ教室の発表会費用には、会場使用料や人件費が含まれます。それ以外にも、上記で見たように衣装代などがかかってきますし、教室によっては先生やゲストへの謝礼以外に「お礼」を包む習慣もあるようです。

また、タイツなどの消耗品やメイク道具もそろえる必要があります。このような諸費用も合計すると、発表会のために使う費用はもう少し高くなると言えるでしょう。