バレエ『コッペリア』の登場人物・あらすじ紹介。原作や鑑賞方法は? ( 2 )

あらすじ

第1幕

スワニルダとフランツは恋人同士。しかし、最近フランツはコッペリウスの家に住むコッペリアに惹かれている様子。それに気づいたスワニルダがフランツを問い詰めると、2人はけんかしてしまいます。

もともとのストーリーでは、フランツが窓辺で本を読んでいるコッペリアに恋をしてしまうという構成になっていますが、近年ではコッペリウスがフランツにコッペリアの絵姿を見せびらかすなどという演出もあるようです。

(出典:第2回おかやま全国バレエコンクール 小学生部門 2位入賞 | YouTube )

第1幕で有名なのはこちらのスワニルダのバリエーションなどです。バレエの発表会やコンクールでもよく使われます。曲は耳にしたことがあるという人も多いのではないでしょうか。

第2幕

(出典:イングリッシュ・ナショナル・バレエ<コッペリア>|YouTube)

フランツとけんかしたスワニルダは、友達と一緒にこっそりコッペリウスの家に忍び込みます。室内には人形がたくさん。そして憎きコッペリアもただの人形だったということに気づきます。

コッペリウスが帰宅し、怒って少女たちを追い払います。しかし、スワニルダだけはこっそりと隠れて様子を伺っています。

そこへ、フランツがコッペリア会いたさに忍び込んできます。コッペリウスはやはり怒りますが、フランツの魂を抜いてコッペリアに移せばいいのでは? と思いつきます。コッペリアはコッペリウスの自信作なので、本当の人間のようにしたいと思っていたのです。

コッペリウスはフランツを酔っ払わせて眠らせます。そしてコッペリアを取り出しますが、それはコッペリアになりすましたスワニルダでした。スワニルダはコッペリウスをからかうためにいたずらをたくさん仕掛けます。

この大騒ぎにフランツも目を覚まします。そしてコッペリアがただの人形だったことに気づき、スワニルダと仲直りします。

第3幕

スワニルダとフランツの結婚式。村を挙げてのお祝いで、たくさんの踊りが披露されます。そこへ人形を壊されてカンカンに怒ったコッペリウスが怒鳴り込んできますが、2人の謝罪で機嫌を直します。

結末はこちらのほかに、コッペリアが本当に人間になるバージョンや、バラバラに壊れた人形を前に呆然とするコッペリウスの場面で幕が下りるバージョンなどさまざまな演出があります。

(出典:バレエ 発表会 コッペリア3幕 【祈り】2002年 オーロラバレエ(千葉県松戸市 新松戸・馬橋)|YouTube )

(出典:Christy Yip, 12, Coppelia Dawn Variation – 14th Asia Pacific Dance Competition 2012 Hong Kong|YouTube )

第3幕では、上から順に「祈り」「曙」などの踊りが次々と披露されます。これらも発表会やコンクールなどでよく使われる楽曲です。