3つの日焼け止め対策法
紫外線を浴びすぎると人体へ悪影響があり、また、紫外線量も増加傾向にあります。しかし、日焼け止めが禁止されているプールがあるのも事実です。そこで、3つの日焼け対策をご紹介します。
水に溶けにくいウォータープルーフの日焼け止めを塗る
まずは、水に溶けにくいウォータープルーフの日焼け止めを塗る方法です。「ウォータープルーフ」の意味は「耐水性」ですが、化粧品業界で使われる場合は「汗や涙、水などに強く落ちにくい」という意味です。
プールや海では、体を動かして汗をかくことも多いので、日焼け止めが落ちにくいことは、日焼け止めの効果を持続させることにもつながります。また、耐水性が強いので、水に溶け出して水質を落とすリスクも低くなります。
ラッシュガードを着用する
ラッシュガードを着用していいか確認する方法も1つです。ラッシュガードを着用することで、肌の露出部分が少なくなるので、その分紫外線をカットすることができます。
学校のプールで着用する場合は、色や柄の指定がある場合もありますが、「紫外線を防止する」という意味ではデザインにこだわる必要はないので、こだわらずにいくと話が進みやすいでしょう。
飲む日焼け止めを利用する
就学前の子供は臓器の発達が十分ではないのでおすすめできませんが、小学生以上であれば飲む日焼け止めも一つの方法です。
ただ、飲む日焼け止めは紫外線から体を守ってくれるというよりは、紫外線を浴びた体がメラニンを多く作り、その結果できてしまうシミやシワを抑えるという美容要素が強いものです。
将来的に子供のシミやシワの防止にはなりますが、紫外線そのものは浴びてしまいます。
まとめ
学校や公営のプールで日焼け止めを禁止している場所はいくつもあります。ただ、夏の紫外線を浴びすぎると子供の体に悪影響を及ぼす可能性は高いです。しっかりとした根拠を伝えて、日焼け止め対策ができるように話し合いをしてみてはいかがでしょうか。
参考
プールで「日焼け止め」が禁止のワケ|日テレNEWS24
プールでの日焼け止め禁止に疑問 水質汚染に影響なし、肌守る効果優先を|産経ニュース
「プール授業の日焼け止め」巡る親と学校の攻防|AERAdot.
紫外線環境保健マニュアル2015|気象庁
子供に紫外線対策していない母親が60% 日焼けがガンなどのリスク高めるとWHOは警告|JCASTニュース
紫外線の経年変化|気象庁
プールでの日焼け止めクリームはアリかナシか-検討材料まとめ|SEFT
学校がプール授業での「日焼け止め」を禁止するワケ|NAVER まとめ
プールって日焼け止めが禁止?使用時のポイントと対策を教えます!|ホンマでっか!ちゃんねる
学校における水泳プール保健衛生管理|財団法人日本学校保健会
手続き・料金|東京都水道局
歴代の製品とともにプレイバック!資生堂の紫外線研究100年の歴史|資生堂
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