【2歳の夜泣き】特徴・原因・対策まとめ！病院を受診する目安とは？ - cocoiro（ココイロ）

夜泣きがひどくて病院を受診する目安は？

夜泣きをしているときに呼びかけに反応せず、奇妙な言動を繰り返すような場合は、一度受診をしてみましょう。

このような症状がある場合、「夜驚症（やきょうしょう）」の可能性があります。夜驚症とは2歳ごろから小学生ごろまで見られる睡眠障害の一種です。眠ってから3時間以内に症状が起こることが多く、突然起きて泣き叫び、呼びかけに反応しないことが特徴です。

数分後には自然に症状が収まりますが、本人に症状の記憶はありません。

夜驚症は病気ではありませんから、一般的には自然に症状がおさまるのを待つことになりますが、症状が長引いたり、危険な行動をとる場合は内服薬を服用すべきときもあります。

1回の夜泣きが10分以上続く、一晩に何回も夜泣きをして収まらないなど、夜泣きが症状がひどく毎日続くような場合は、一緒に寝ている親や家族も眠れなくなり、寝不足などの影響が出てしまいます。

このような場合は親だけで悩まず、かかりつけ医や保健所などに相談をしてみましょう。睡眠障害と考えられるような症状がある場合は、漢方薬などを処方してくれることもあります。

夜泣き以外にも、「言葉が遅い」「視線が合いにくい」「こだわりが強すぎる」「多動がある」などの気になる症状があれば、一度病院を受診してみましょう。このような症状がある場合、発達障害の可能性も考えられます。

また、いびきが大きすぎる場合や、アトピー性皮膚炎の場合などは、これらの症状が原因となって夜泣きにつながっている可能性もあります。気になる症状がある場合は、一度受診をしてみましょう。

参考

夜泣きは、始まる時期も終わる時期も子供によって異なります。あまり過剰に心配することはないと言われますが、親御さんとしては心配になることもあるでしょう。

特に2歳ごろの夜泣きはそれまでの夜泣きと泣き方が変わることも多いようです。何か心配なことがあったり、当記事でご紹介したような改善策を試しても夜泣きが収まらないようなら、専門家に相談してみましょう。何か良い解決策を一緒に探ってくれるはずです。

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