それでも夜泣きが収まらないときはどうすればいい?
ここでは、さまざまな対策をしても夜泣きが収まらないときはどうすればいいのか、ご紹介します。
かかりつけの小児科医や保健所に相談
夜泣きはいつか落ち着くものなので、基本的に心配する必要はありません。
しかし、夜泣き対策の効果がなく親が疲れてしまったり、病気の可能性があるのでは? と心配になったりした場合は、悩まずにかかりつけの小児科医や保健所に相談してみましょう。
相談をすると、何かの病気が隠れていないか、睡眠障害ではないかなどを調べるために必要な診察が行われます。睡眠障害といった治療が必要な状況の場合には漢方薬が処方されるなど、適切な対処がなされます。
少しでも不安があるときは専門家に相談をしてみましょう。
夜泣き外来という選択肢も
まだ全国的に広がってはいませんが、子供の夜泣きに特化した診療を行う「夜泣き外来」に相談する、という選択肢もあります。
夜泣き外来は2018年7月、神戸市西区にある「兵庫県立リハビリテーション中央病院」で開設され、専門の外来であることから話題になりました。夜泣きがなかなか収まらず、どうしたらいいか分からないという保護者のための外来です。
この外来では、「眠ることがうまくできない体質の治療」と「乳幼児にとって眠りやすい背活環境の整備」の2つの視点から診療が行われます。
近くに夜泣き外来がある、という親は、一度検討をしてみてはいかがでしょうか。
(参照:夜泣き外来解説|兵庫県立リハビリテーション中央病院)
寝かしつけをシフト制にする
寝かしつけをシフト制にしてお父さんと協力する、という方法もおすすめです。寝かしつけをお母さんだけが担当してしまうと、なかなか終わらない夜泣きにお母さんの心と体は疲れ果ててしまいます。
例えば、夜中の1時まではお父さんが寝かしつけを担当する、それ以降はお母さんが担当する、というように寝かしつけをシフト制にすれば、お母さんはつかの間でも休むことができます。
夜泣きが続くことに変わりはなくても、休む時間を持てれば少しは余裕ができるはずです。各家庭により担当する時間を臨機応変に変えて、続けやすいシフトを作ってみてはいかがでしょうか?
終わりに
なかなか夜泣きが収まらないときは、当記事でご紹介した対処法をぜひお試しください。子供によって向き不向きがありますが、いろいろと試してみるといい方法が見つかるかもしれません。
また、どうしても夜泣きが収まらないときは、専門家に相談したり、家族の協力を仰ぐなど、無理をせずに対処するようにしましょう。
参考
【医療監修】1歳の赤ちゃんの夜泣きがひどい!夜中に起きる赤ちゃんへの対策|mamari
“夜泣き専門”保育師に聞いた「寝かしつけ」習慣を変えてより良い眠りを迎える8つのコツ|hapimami
つらい「夜泣き」はこれで乗り切る!パパにもできる対処法も紹介!|すくコム
ひどい夜泣きでつらい……予防法は? 赤ちゃんに悪影響はない??|マイナビニュース
1歳の夜泣きがひどい!原因や対策法は?体験談もご紹介|ままのて
【新生児・1歳~2歳】なぜ泣くの?夜泣きの原因とその対処法|七田式教育公式サイト
夜泣きが辛すぎる!育児の負担が減った夫婦の「寝かしつけシフト制」 #育児の新発見|mamasta SELECT
乳幼児専用の「夜泣き外来」開設!ママたちの睡眠も改善される?|mamasta SELECT