【1歳児の夜泣き】原因と対処法とは?改善しないときの対策も紹介 - cocoiro(ココイロ)

夜泣きは「生後4ヶ月ごろから始まり、1歳半ぐらいまで続く」というのが一般的で、乳幼児期の一時的なものだと言われています。

夜泣きには個人差があり、まったく夜泣きをしない子や、1歳半を過ぎても夜泣きが続く子、2歳ごろから急に夜泣きが始まる子など、さまざまです。

夜泣きの時期はその子により異なりますが、当記事では1歳児の夜泣きの原因とその対処法、なかなか夜泣きが改善しないときの対策をご紹介します。ぜひ参考にしてください。

1歳児の夜泣きの原因

ここでは、1歳児の夜泣きの原因として考えられることをご紹介します。

日中に体験したことの疲れや刺激

夜泣きの原因として考えられるのが、日中に体験したことの疲れや刺激です。

人間の脳は、眠っている間にその日に起きたことの情報を整理していきます。1歳前後になると行動範囲が広がり、新しく体験することも増え、周囲とのコミュニケーションも活発になります。それにより脳は刺激や疲れを感じやすくなり、夜泣きの原因となるのです。

疲れや刺激が増えることにより、それまで夜泣きをしなかった子供が1歳前後から急に夜泣きを始める、ということも珍しくありません。

また、日中の体験を夢で見て、びっくりして泣き出すこともあるようです。

脳が発達途中のため

1歳児のごろは、大脳の前頭葉という部分がまだ発達しておらず、未熟です。前頭葉には「不安」や「不快感」を抑える働きがありますが、脳が未発達なので上手に抑えられず、夜泣きすると言われています。

また、1歳児は大人よりも眠りが浅くレム睡眠を繰り返します。眠りの浅いタイミングで夜泣きをしてしまうことも多いようです。

生活リズムの乱れ

夜眠る時間が遅い、朝起きる時間が一定ではないなど、生活リズムが乱れてしまうことが夜泣きの原因になることがあります。

生活リズムが乱れてしまうと、自律神経やホルモンバランスが崩れやすくなり、体調不良になりやすくなります。

1歳のごろは、まだまだ睡眠のリズムは不安定ではあるものの、少なからず生活リズムの乱れは体調に影響してしまうものです。

これらの不調が積み重なってしまうと、夜泣きとして不調が現れてしまうようです。