第6位:ピーマン
子供がピーマンが苦手な理由は、その青臭さと苦さにあるのでしょう。ピーマンの青臭さは、ゆでることで軽減できます。さらに冷凍すると、臭さと苦味が抑えられます。
ピーマンの下ごしらえのしかた
- ピーマンのへたと種を取り、食べやすい大きさに切る。
- 熱湯にさっとくぐらせ、冷ます。
- 完全に冷めたら、キッチンペーパーで水気をふきとる。保存袋に入れて平らにし、冷凍する。
参考
野菜嫌いを克服!子どものピーマン嫌いは、保存&調理法で工夫|カゴメ
第7位:トマト
子供がトマトが嫌いな理由は、主に「酸味」「食感(皮が口に残る、ドロリとした種、果肉のざらつき)」「匂い」です。原因別に調理法を変えてみましょう。
酸味が苦手な場合
酸味は加熱すると抜けます。サラダのトマトは食べられなくても、焼きトマトなら食べられるかもしれません。トマトを厚めの輪切りにして、油を敷いたフライパンでチーズを焼くと、子供が好きな味になります。
食感が苦手な場合
皮が口に残るのが気になるのなら、湯むきをします。種のドロリとした部分は、スプーンで取り除きます。果肉のざらつきが気になるなら、スープにするなど食感を変えます。
臭いが苦手な場合
トマトの臭いは、油でコーティングすると気にならなくなります。マヨネーズを使ったり、オリーブオイルを垂らしたりしてみましょう。
参考
トマト嫌いでもおいしく食べられる!苦手を克服するレシピ4選|カゴメ
第8位:アスパラガス
アスパラガスも、苦味と匂いが嫌がられがちな野菜の一つです。苦味が気になる食材は、油で調理すると食べやすくなります。アスパラガスの調理法でおすすめなのは、チーズやハムと一緒に包む春巻きです。チーズがとろりと溶け、ハムの塩気とアスパラのさわやかさが絶妙な一品です。
参考
第9位:肉の脂肪
脂身の多い肉はとろりとした食感が特徴ですが、実はこの脂身が苦手な人は少なくありません。特にお弁当など冷めた肉を食べるときは、脂身がべたべたする上、油臭くなります。脂身の多い肉は一度さっと湯をくぐらせて調理し、調理後にキッチンペーパーで油分をふき取るといいでしょう。脂身の多い肉はカロリーが高く、胃もたれの原因ともなるので、子供が肉の脂肪を嫌がる場合は、焼き肉は赤身で、とんかつはひれ肉で作りましょう。
第10位:しいたけ
しいたけは、ぶにゅぶにゅした食感と独特の香り、味が嫌われます。しいたけ嫌いを克服するには、子供に本当においしいしいたけを食べる機会を設けるのがいいでしょう。肉厚でぷっくりと丸く、かさが内側にしっかりと巻き、軸が太くて短いしいたけを選びましょう。おいしいしいたけが手に入ったら、じっくり焼いてバターと醤油をかけていただきます。屋外で食べると格別おいしく感じられるので、バーベキューの具材としてもおすすめです。