海水浴場が終了した後で海に行きたい!しっかり安全対策を
海水浴場の開設期間以外にも海水浴をすることは可能です。しかし、海水浴場が提供する様々なサービスが利用できない可能性もありますので、しっかり準備と安全対策をしてからお出かけすることをおすすめします。
海水温は大丈夫?
海開きより前の時期に海遊びに行くなら、まず気をつけたいのは海水温です。気温がかなり高くなってくる6月ごろでも、海水温は海岸によってまちまちです。
一般的に、水泳プールで遊泳に適しているのは26〜31℃と言われています。気象庁のサイトで過去のデータを確認すると、関東近郊の6月末はまだこの水温に達していないことがわかります。海水温が低いと冷たくて長時間遊べないだけでなく、体調不良の原因ともなりますので注意してください。
参考
プールFAQ|JPAA 公益社団法人 日本プールアメニティ協会
海面水温に関する診断表、データ 日別海面水温 | 気象庁
クラゲは出現していない?
海水温がかなり高くなる8月以降に気をつけたいのは、クラゲの被害です。クラゲは海水温が高くなると海岸の近くに出現します。関東でクラゲに出会わずに泳げる目安はだいたいお盆ごろまでと言われています。
クラゲは種類によって毒性が異なります。透明なミズクラゲなどはほとんど毒がないと言われていますが、肌が弱い人は腫れ上がってしまうこともありますので注意してください。泳いでいて、手足などに軽くトゲが引っかかるような感触を覚えたら、クラゲに刺されている可能性があります。すぐに処置をするようにしてください。
参考
クラゲにさされたら | JLA
猛暑で海水温も上昇!クラゲに影響は? | ウェザーニュース
ライフセーバーや監視員はいません!安全対策をしっかり
比較的大きな海水浴場では、日中はライフセーバーや監視員が交代で遊泳区域を見守っています。しかし、海水浴場開設期間外にはスタッフの常駐はありません。
溺れるなどの事故をすばやく発見したり、救助したりしてくれる人はいませんので、特に子供の安全対策には気を配りましょう。子供は一瞬目を離したすきに溺れていることもあるので、アームリングなどを装着させておくと安心できます。