参考・オール1でも受け入れてくれる高校とは
ひと昔前は、「オール1」などのいわゆる成績不振者に関しては、中学卒業後の受け入れ先が少なく、進路の選択肢も限られていました。そして、人生のリセットも難しい時代でした。しかしながら、近年では多様化社会へシフトした影響もあってか、オール1でも受け入れてくれる学校も開校しています。
そのなかでも角川ドワンゴ学園が2016年に開校したN高は、オール1でも不登校でも、さまざまな事情を持った生徒を受け入れることで注目されています。通信制と通学制の選択もでき、カリキュラムも豊富なのが特徴。ネットを通じて遠隔地の生徒とも交流が盛んです。2018年度の大学合格実績(現役)は、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、筑波大学、九州大学などです。
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まとめ
通知表でオール1を取るのは、学力の低さだけが原因ではありません。いじめなどによる不登校で提出物を出さないため、判定できないのがオール1の原因として挙げられます。
また、オール1に一度はなっても挽回する方法もあります。それは自分自身と向き合い、向き合わせて学校へ行けようにする努力することです。加えて、提出物を期日までに出せば、「1」の評定から回避できます。
多様化社会の今日、「オール1」を取っても受け入れてくれる教育機関もありますが、まずは「オール1」から抜け出すために行動してみることが先決かもしれません。
参考
14年10月号「オール1の落ちこぼれ、教師になる」|家庭教師なら中学受験・高校受験・大学受験対応のガッツ家庭教師
第三十五回 宮本延春 -前編-「オール1」の落ちこぼれが高校数学教師に「目標」こそ人生の道標|平成の世にサムライを探して|日立ソリューションズ
宮本 延春|日本綜合経営協会
教育再生会議・有識者|首相官邸ホームページ
中学時代は通知表「オール1」世界が注目するサックス奏者上野耕平が今、学生に指導する理由 ―情熱大陸を読む|MBSコラム
個別指導に向いている子・向いていない子|個別指導まなび
不登校の小中学生の選択肢を増やす–「N高」仕掛け人の次なる挑戦|CNET Japan