通知表でオール5が取れる中学生の特性とその近道とは? - cocoiro(ココイロ) - Page 2

通知表オール5への近道3つとは?

通知表 オール5

通知表でオール5を取るには、普段からどのような習慣や行動をしたら良いのでしょうか。そして、日頃から心掛けることはどのようなものなのでしょうか。この章では、日常生活ですぐ実践できる近道についてピックアップします。

定期テストはすべて90点以上取得する

学校のレベルや科目の平均点によって、通知表を「5」とする基準に違いがあります。レベルがあまり高くない学校であれば、定期テストで85点を取っても「5」の評価をもらうことも。とはいうものの、オール5を目指すなら学校のレベルや定期テストの難易度に関係なく、100点満点から近い位置にある90点台を取れるよう対策しておきましょう。

ただし、点数が95点という高得点でも普段の生活態度が良くない、提出物を出さないなどの基本的なルールが守れていな場合は「5」の評価をもらうことが難しくなります。日頃から学業だけでなく、決められた約束事などを守るよう心掛けましょう。

五感を使って覚える

オール5を取るためにキーとなるのが、何と言っても暗記です。私たちの生活に必要な情報は、本やスマートフォンの画面などを「見て読むこと・視覚」から入りますが、いざと思い起こすと覚えていないものです。

単語や用語などを単にノートに書き写して暗記するのではなく、五感をフル活用すると覚えやすくなります。

記憶しやすくするためには、視覚だけでなく、脳への刺激を与えることを意識しましょう。特に「耳・聴覚」からの情報は、頭に入る情報の量を多くする効果が見込まれます。英単語・英文・理数系の公式などは、スマートフォンで録音し繰り返し聞くと、記憶が定着しやすくなります。口を動かして音読するとさらに良い効果をもたらすこともあるでしょう。

また、暗記したいものを繰り返し書くと、触覚にも良い影響を与え、筆記試験で「忘れていて書けなかった」という事態を回避できます。

ほかにも脳の活動を促す作用があるとされるローズマリーは、嗅覚を刺激し記録力をサポートする香りともいわれているので、勉強部屋を五感を使った暗記がしやすい空間にしてみても良いでしょう。

実技と実習も真剣に取り組む

通知表オール5は、座学における筆記テストの結果だけではありません。理科の実験や家庭科のミシン実習、走り幅跳びの実技なども評価の対象として含まれています。また、中学生が行う実技や実習はさまざまな種類があるので、不得手で好きでない分野もあることでしょう。

オール5を目指したいなら実技と実習の好き嫌いに関係なく、真剣に取り組む姿勢も大切です。その姿勢とやる気、途中のプロセスが、先生から高く評価されることもあります。実技や実習に不得手な単元があっても、最初から投げ出さず、先生の話に耳を傾けながら取り組みましょう。