通知表でオール5が取れる中学生の特性とその近道とは?

通知表で「オール5」を取れる中学生は、勉学を含め、どのような生活を送っているのでしょうか。そして、どのような心構えで臨んだらオール5を取れるのでしょうか。その秘訣を知りたい人もいることでしょう。実際に2018年のドラフトで大阪桐蔭高校から中日ドラゴンズに入団した根尾昴(ねおあきら)投手も、中学時代にオール5を取った経験者の1人。

今回の記事では、通知表でオール5を取れる中学生についてと、知っておくと役に立つポイントについてまとめてみました。

通知表オール5の成績のつけ方とは

2002年に実施された学習指導要領の改訂で、中学生以降の通知表のつけ方が変更され、相対評価から絶対評価になりました。

通知表にも変化が見られ、授業に取り組む様子が分かる観点別の評価で各自の評定が決まる流れとなりました。状況の欄で「A」の割合を多く占めていると評定が「5」になるしくみとなっています。

通知表オール5が取れる中学生の特性

通知表でオール5は、「無理」「あり得ない」と思う人もいるかもしれません。しかしながら、オール5が取れる中学生について調べたところ、5つの特性があることが分かりました。その特性について次のとおりまとめています。

参考書と問題集の冊数が少なめ

成績が良いといわれている生徒によくあるパターンが、手持ちの参考書と問題集が少ないことが挙げられています。なぜなら、参考書または問題集を最後までやり抜くことは、自分の弱点に気づきやすく、早い段階で克服しやすいというメリットがあるからです。そのため、学力の定着が図りやすいといわれています。

ただし、参考書や問題集に取り組む際には選び方が肝心。要点が図やグラフなどのビジュアルでまとめられているものと、文字の書体や大きさが読みやすいものを選ぶのがポイントです。まずは、選び抜いた1冊の参考書や問題集を丁寧に、かつ徹底的にやり抜く心構えでいましょう。

反復学習をやっている

学生時代に安定した優秀な成績を修めた方のなかには、定期テストや入試前には一度習得した単元を何度も繰り返して学習をしたという声も挙がっています。新しいことにあれこれ手を出さず、過去に学んだことを反復して学習する方が、勉強の効率がアップするともいわれています。

東大法学部を首席で卒業した弁護士・山口真由さんの著書『東大首席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法』(PHP研究所)でも繰り返し勉強する大切さについて書かれています。東大でオール優(オール5に相当)だった山口さんの著書を手に取って読んでみれば、オール5をかなえるヒントが見つかるかもしれません。

時間のやりくりがうまい

オール5を取っている中学生のなかには、部活や習い事で忙しいというケースも珍しくありません。1日のうちの限られた時間で勉強に勤しんでいるということもあります。30分以内の短時間なら暗記、1時間以上の時間が取れたら時間を要する箇所をやるといった、時間の割り当てをすることで集中力もアップし、成果を得たという声もあります。

時間が取れないから勉強できないのではなく、与えられた時間内で何ができるかということを洗い出すことをおすすめします。

自発的に取り組む

オール5を取る中学生のなかには、幼児や小学生のころから「まず自分でやってみる」という環境に置かれているケースもあります。このような場合、集団生活でも自発的に行動することが苦になりません。

そして、勉強面においても周りのサポートがあまりなくても、自分で答えを導く姿勢が備わっているという話もあります。ほかにも授業の説明を聞いて、分からないことがあればメモをして、自分で調べる姿勢が備わっている特性が挙げられます。

もし、身近な場所でオール5を取った経験がある人がいたら、行動パターンもチェックしてみると良いでしょう。何か気づきがあるかもしれません。

人望がある

通知表でオール5を取った人が、どのような人物像なのか関心を抱く人もいることでしょう。特に自分の周りにオール5の経験を持つ人がいないと、オール5の人のイメージがわきにくいかもしれません。

オール5を取ることは、ただ学校の成績が良いだけではなく、「人間性も高く評価されている証」。つまり、オール5の中学生は、同級生から慕われ、先生などからの信頼が厚く、人望があります。学校では、クラス委員・生徒会長・部長などの取りまとめ役を任されることもあります。