臨海学校ってどんなことをするの?教育的な意義や年齢別行事について ( 2 )

年齢別臨海学校での行事

臨海学校が、普段の学校生活ではできない学びの場として期待されていることが分かりました。学びの機会である一方、宿泊学習は子供達にとって楽しみなものでもあります。どのような行事があるのでしょうか。

小学校の例

水泳

子供の年齢にかかわらず、臨海学校では海での水泳が恒例行事となっています。海水と学校のプールとはまったく違うため、戸惑う子供も多いようです。

刻々と変化する潮流や潮の干満、 身体に触れるさまざまな生物、 海水のしょっぱさ、 洗い流さないままだとべとべとしてくる肌、 プールよりはるかに軽く感じる体重など、 プールとは違う「生きた水」 からの学 びがある。 死に直結する事故の可能性もある状況下での学びは、 命の守り方 (自身と他者) とともに命の大切さをも実感することができる貴重な活動である。

(引用元:学校教育における臨海学校の今日的役割–平成20年告示小学校学習指導要領の改訂趣旨より | 中部学院大学・中部学院大学短期大学部学術機関リポジトリ

学校によっては遠泳や耐久泳などのプログラムを用意しているところもあります。子供にとっては大きなチャレンジですが、やり遂げる達成感は大きいようです。

砂浜でのレクリエーション

花火・ビーチバレー・スイカ割りなど、海岸ならではのレクリエーションも多く取り入れられています。子供達自身でレクリエーションの内容を考えるなど、自主性をはぐくむような教育的な取り組みもあります。

肝試し・夜の散歩

夜にも活動するのは宿泊学習ならではです。このような機会に子供たちの仲が深まることもあるでしょう。

参考

臨海学校 | 中央区立日本橋小学校
No.013 臨海学校での実践 シリーズ 海学実践 | 日本船舶海洋工学会

中学校の例

食事の準備

臨海学校で泊まる宿は学校によってさまざまですが、キャンプ場などの場合はお米を炊いてカレーを作ったりします。民間の宿に泊まる場合も、食卓の準備や配膳などを自分たちで行う学校もあります。

自由時間

年齢が上がってくると、自由時間も長くなる傾向があるようです。夏休みの宿題をしたり、友達と、思い思いに過ごしたりするようです。

もちろん水泳なども

中学校でももちろん水泳を行います。海はプールよりも安全に気をつけなくてはならないので、年齢が上がっても無理せず能力別に分かれて泳ぐようにしている学校もあるようです。

参考

「これで成城生になる!」伝統の臨海学校で“人間力”を磨く – 成城中学校【進学通信 2018年10月号】|中学受験版スクールポット

高校の例

マリンスポーツ

体力のある高校生になってくると、ボディボード・シュノーケリングなどのマリンスポーツに取り組む学校もあります。もちろん、それとは別に水泳の時間も設けられます。

海岸清掃

清掃活動に取り組みながら、自然について考える機会を設ける学校もあります。このほか料理やレクリエーションの時間も臨海学校に組み込まれています。

参考

【夏だ!】臨海学校に行ってきました。 | 八王子実践高等学校